浮気・不倫相手側からみた世界
1. 浮気症な彼と。

2. 10歳年上の先輩には9年付き合っている彼女がいました。

3. 親友だった彼と。

4. 遠距離恋愛をしていた彼に近づいて。

5. 既婚のクラスメイト。

6. 会った瞬間強く惹かれて。

7. バイト先のマネージャーと。

サムネイル:Getty Images
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan
BuzzFeed読者に『浮気相手側になったエピソード』を募集したところ、切ない思い出話が集まりました。
学生時代の話です。大学に彼女がいるのに、長期休みで地元に帰ってきた彼から私に連絡がきて、関係をもってしまいました。
この時「この人は誰とつきあっても、何があっても浮気する人なんだろうな」って思ったんです。だから、関係を続けました。
彼女に浮気がバレても関係を続けました。彼女の方も絶対別れないから。途中から罪の意識はなくなりました。
そんな彼と最後に会ったのは、その彼女と婚約した1カ月後。11年間、彼のことが大好きだった。彼を責めたことも、会わないと言ったこともありません。「浮気」したこともありません。
付き合っていたわけじゃないけど、常にお互いの存在がありました。どうしても離れられない関係だと思いました。私と彼の間にあった特別な感情。人生でこんな気持ちになったのは彼だけです。
もう彼とは会っていません。今は、彼女=現婚約者に申し訳ないと思います。でも、まだ彼のことが忘れられない、大好き。
—justagirlandherdog
新しい職場で、私の指導役になった10歳年上の営業マン。はじめの1カ月間は仕事上の付き合いだけでしたが、部署の飲み会で関係が発展。
10年前に出会えていたらねってネタにしつつ、帰り際には、気持ちが抑えられなくなって彼にキスしてしまいました。
お酒のせいにしたけど、その後彼から連絡が。それから数週間、気のある素振りのメッセージのやりとりが続いて、ついに関係を持ちました。
罪悪感はあったけど、彼は彼女と別れると言うし、私は彼のことが好きで好きでどうしようもなかったし。
彼は彼女と本当に別れて、私はこの恋は一生に一度の特別な恋だからと、罪悪感を噛み殺し、自分で自分を納得させました。
彼とは4年で別れました。理由は、浮気から始まった恋だということを、私がどうしても忘れられなかったからです。
自分が浮気相手だった過去を振り切れず、彼が後悔していないか、彼が心変わりしないかが常に不安でした。
付き合っていた4年間、ほとんどの時間は幸せでした。それでも、感情的になってしまうことがあり、私から別れました。
浮気から始まった恋に私は納得できなかったけど、今も運命の人は彼だったと思っています。
—匿名希望
彼とはもともと親友でした。彼の結婚式にも、友人代表グループの一人として参列しました。
キッカケは、当時私が付き合っていた彼氏からひどい振られ方をしたこと。
彼氏がずっと浮気をしていて、周りの人もそれを知っていたとわかった時、誰も信じられなくなりました。
そんな私を見て、彼(親友)が言いました。「お前と結婚すればよかった」と。この瞬間、私たちの関係が始まりました。
「お前ほど妻を愛せない、妻とは離婚する」という彼の言葉を信じた自分がどれだけバカだったか。彼を信じて1年以上もツライ思いをして…。
私たちの関係は周りにもバレてたけど、「他人にどう言われようがかまわない!」という気持ちが大きくて、いわゆる悪役になったつもりで生きていました。
惨めで、孤独で、メンタルはボロボロ。彼の奥さんも苦しんでいるなんて考える余裕はありませんでした。
その後、彼と別れ、引越しをして新しい暮らしを始めました。今は、私を愛して浮気をしない素晴らしい夫と幸せに暮らしています。
—匿名希望
大学院時代、遠距離恋愛をしている男性と関係を持ちました。詳しく聞くと、彼女とは距離を置いているところだと言われ、気持ちが止まらなくなりました。
電話越しに彼女に「愛してるよ」と彼が言うのを、彼のベッドで聞いても信じていました。
彼女とは終わってる、彼が好きなのは私だと思い込もうとしていました。
それから半年、彼女にフラれ、彼と私は正式に付き合い始めましたが、結局、彼が浮気して終わり。
きっと1人の彼女だけじゃ満足できない人なんだと思います。聞いた話ですが、結婚した今も不倫しているそうですから。
私は、もう彼女がいる人・既婚者はコリゴリ。自分のしたことは自分に返ってくることを身をもって体験しました。
—匿名希望
大学在学中に、母を亡くしました。その時に出会ったのが、既婚で年上のクラスメイト。奥さんを地元に残して大学生活を送っていた人でした。
初めて会ったときに、特別な何かを感じると彼から言われました。しばらくは友達期間が続きましたが、ある日飲みすぎて泊まったことをきっかけに、関係を持つようになりました。
始めは体だけの割り切った関係でしたが、だんだんすごく好きになっていって…。
彼が週末地元に帰ると、電話で奥さんの愚痴をよく聞かされました。彼が離婚すると言い出したのは、そんな関係が1年ほど続いた頃でした。
私とは距離を置いて、奥さんとカウンセリングを受けるよう勧めました。それでも離婚が進みました。私的には「私のせい」で離婚するわけじゃないと割り切れるようになりました。
しかし、そのタイミングで私に性病が発覚。彼を問い詰めると、他の女性と関係をもっていたことが明らかに。最初は否定していましたけど。
また、同時に謎の脅迫メールも届くようになり、彼の奥さんかと思いましたが、犯人は彼の浮気相手の女性。
なんと、奥さんと私の他に、2人の女性と関係をもっていたんです。「将来結婚したいね!」なんて言っていたのに…。
当時、私を含め彼と関係のあったのは4人。共通点がありました。私たちみんな心が弱っていたんです。
母を亡くして落ち込み、心が弱っていた私。時がたち、母の死から立ち直った私は、彼の好みではなくなっていったんでしょうね。だから他の出会いを求めたんでしょう。
彼は悲劇の中にいる女性、心の拠り所を求める女性が好きなんです。そう考えると、私たちはお互いを利用し、依存していたのかもしれません。
現在、彼は私に脅迫メールを送った女性と結婚しています。
今は、自分のしたことを後悔しています。いつか自分を許せるよう、まだ努力している途中です。
私が何を言ったところで、世間は私を「浮気相手」としか見ないでしょう。なんであんなことをしてしまったのか、カウンセリングにも通いましたが、それで許されると思っているわけではありません。
ある意味、あの体験が私を変えたと思っています。目が覚めました。
今、私はグリーフカウンセラーとして働いています。最愛の人を亡くしたことで、私みたいにどうしようもない男にひっかかる人がどうかいませんように。
—匿名希望
20代の大学生のときの話です。彼と会った瞬間、お互いに強く惹かれたのを覚えています。友達からも、よくお似合いだと言われていました。
ある日の飲み会をきっかけに、そいういう関係になり、彼との相性の良さを実感しました。
数日後、彼には彼女がいることを友人経由で知りました。直接聞いてみると、遠距離恋愛中の彼女とはうまくいっておらず、私に感じるような気持ちは彼女にはないと言われました。私の中にあったモラルとか警戒心とか、そういうのが全部消えてしまいました。
その後、数カ月に渡って彼と関係を持ち続け、彼女に気づかれることはなかったけど、彼と彼女は破局。彼とはだんだんと疎遠になり、大学卒業と共に連絡は途絶えました。
今現在、実は私と彼は比較的近い都市在住で、親友として連絡をとっています。
お互いを運命の人だとは思わないけれど、人生の一時期に愛し合った相手なのは確か。彼に感じた同じ気持ちを他の人に感じたことはなく、彼とああなってよかったとは思っています。
人生で一度の特別な経験をし、生涯の親友に出会うこともできたんですから。
—匿名希望
17歳の時にバイトしていた飲食店のマネージャーが、よく私を褒めてくれる人でした。18歳になると、遊びに誘ってくれるようになり、ほっぺにキスしたり、気のあるそぶりをみせるようになりました。
マネージャーの薬指には指輪があり、結婚しているのはわかっていたのに、特別扱いされるのが嬉しくて…。
連絡先を交換し、よく話すようになりました。彼はよく「そのスカートすごくセクシーで目が離せない」とか「世界一かわいい妊婦さんになるよ」とか、ささやくように言ってきました。
数カ月こんな状態が続いた頃、彼の指から指輪が消えていました。彼いわく、「奥さんの浮気が原因で家庭がうまくいっていない。奥さんとは別居中で、離婚する予定だ」と。
それを聞いて、彼と会う回数が増え、関係を持つようになりました。真剣に付き合っているんだと、その時は思ったんですけどね。
でも結局は全部嘘。離婚する気なんてなかったんです。
奥さんと2人でお店に食事にきたこともありました。私はバイト中で、気まずかったことしか覚えていません。
会計時にこそっと彼が渡してきたメモには、カップルカウンセリングを受けていて、まだ離婚できていないとだけ書かれていました。
彼とは何度も食事に行き、街中をデートで歩き回り、友人を呼んでパーティーを開いたこともあったのに。
彼の家に行ったとき、近所の人に会ったこともありました。何か言い訳して、私はその場で帰らされたのですが、それでふと気づいたんです。
食事も、お散歩デートも、パーティーも、実は彼は誰にも見つからないよう、いつも気を遣っていたなということに。
奥さんは、私たちの関係に気づいていなかったと思います。もう会わないとメールして、彼とデートするのをやめました。バイト先では顔を合わせていましたが、彼は前と変わらず特別扱いをしてきました。
あの頃、私は幼く、世間知らずで、騙されやすく、気がついた時には不倫相手になっていました。
私が真剣だったあの恋は、おじさんのエゴでしかなかったんですよね。
—匿名希望
サムネイル:Getty Images
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan