莫大な学費が問題になっているアメリカ。学生は実際どうやって払っているのか

    「ローンで借りて、補助金をもらって、3つ仕事を掛け持ちした。それでも60,000ドル(630万円)の借金がある。」

    アメリカ人は大学の学費を払うのに苦労している...?

    アメリカで子供を大学に入れるためには、莫大なお金がかかると、USのBuzzFeed Newsが伝えている。

    そこでBuzzFeedでは、BuzzFeedコミュニティにどうやって学費を払ったか尋ねてみた。

    家族と協力して学費の支払いをした話はこちら

    今回は助けを求めながらも、自分でどうにかして学費の返済をした人たちの体験談。

    1. 卒業できるけど、10万ドル(1050万)くらいの借金を負う。

    両親の年間所得は、3万~4万ドル(315万~420万円)しかない。家を所有し、子ども1人を養い、自分たちの奨学金の返済もしているので、他に選択肢がなかった。

    —ljanddd

    2. 母親が30年かけて自分の修士号の奨学金を払い終えた。私の分は払えないと思っていた。

    高校を卒業してから仕事を探すのにギャップ・イヤーを1年取って、入学する前にできる限り働き、借金をしないで学費を払えるように、通学中もできるだけ働いた。

    —rebeccas4716a79b0

    3. 公的ローンから借りるには両親の収入が多かったが、学費を払うには足りなかった。

    親の連帯保証つきで、銀行から借りた。卒業して12年経った今でも返済していて、払い終わるのに少なくともあと3年はかかる。学位を取った分野で働いてもいない。

    —katiem4cb14a847

    4. 補助金で11,000ドル(115万円)を受け取り、13,000ドル(136万円)を借りて、学費積み立てにあったお金は1学期で使い果たした。

    学費貸付制度(FAFSA)は実態が反映されていない。ミドルクラスでも学費を払えない。—caitlino496915876

    5. 陸軍に入って、払ってもらった。

    Bumblee_dee / Getty Images

    学費は親ではなく、自分で払うものだと思っている。

    —lizettehart

    6. ゲイだとカミングアウトしたら、親に勘当された。

    学費が安い学校へ編入した。大学、大学院と通うあいだずっと、くだらない仕事で働き詰めだった。博士号を取得して、200,000ドル(2100万円)の借金がある。

    —rebeccat26

    7. 親が借りたローンを自分で払うように、親との契約書に署名させられた。

    大学進学は個人の選択で、行きたいのであれば自分で払うべきだと、うちの両親は考えている。ニューヨークの州立大学から、100,000ドル(1050万円)近くを借りている(利子のおかげさま!)。

    ロースクールに通っているので、ローンはさらに増えている。

    —ashleyc43ba7bcd2

    8. 6人家族で、父親だけが稼ぎ手だった(姉妹が3人いる)。

    9歳になるまで、寝室がひとつしかないアパートに住んでいた。旅行や外食、新しい服などの贅沢はできなかった。

    一番安そうな大学を選び、自宅から通うことにした。在学中は、ベビーシッターや電話受付など、いろいろやった。卒業したときに借金はあったが、仕事を見つけてからは何とかなった。

    —>l00kbackatit

    9. 在学中は、仕事を3つ掛け持ちした。治験バイトもやった。学生ローンも使った。

    今は正看護師だが、3つ仕事を掛け持ちしていて、看護学士を取りたいので、追加で学生ローンを組む必要があった。

    —nicolefayishere

    10. 父親が教科書代は出してくれて、学費は自分で払った。奨学金をもらって、仕事を6つ掛け持ちした。昼休みは、車の中で仮眠した。

    Comzeal / Getty Images

    過労と不安から病気になり、4年生からは学生ローンで3,400ドル(約36万円)借りた。学費を払うのに必死で、学生生活は殆ど楽しめなかった。

    —katierobertss

    11. 在学中はずっと働いて、足りない分は公的ローンから借りた。

    卒業したときには35,000ドル(約370万円)の借り入れがあり、仕事は2つ掛け持ちし、ルームメイトと住み続けて、2年間で完済した。大学院でローンを組む前に、大学のローンを完済したのは、大きかった。

    —biebersdadssoulpatch

    12. 大学は重要だと親が考えなかったので、働いて、ローンを組み、子どもを育てながら自分で返さなければならなかった。

    お金は払わないと両親が言ったので、25歳になってから大学に通った。今では修士号を2つ持っている。

    —bethann

    13. 高校に通いながらコミュニティ・カレッジで単位を取り、4年間で卒業できるようにした。

    学費が安い学校を選んだ。アメリ・コープで2年間、学費を稼ぐためにコミュニティ・サービスをして、ローンの殆どを払った。32歳のときに、借りていた18,000ドル(約190万円)を完済した。

    —jl774

    14. 高校のときに大学クラスで27単位取ったので、20,000ドル(210万円)以上も費用を節約できた。奨学金はたくさん申請した。

    初年度の学費は14,000ドル(約150万円)で、ママたちがいくつかローンを組んでくれて、支払いを手伝ってくれた。今学期は奨学金をたくさんもらったので、支払いが発生しない。

    —etw2018

    15. 週に最低でも24時間は働いて、勉強した。楽じゃなかったし、楽しくなかった。

    buzzfeed.com

    去年の夏は、フルタイムのインターンシップ、通常の仕事、フルタイムの授業を掛け持ちしながら、週に48時間働いた。

    ペル奨学金とオレゴン州の奨学金をもらえて、とても助かった。それでも卒業するのに、学生ローンから16,000ドル(約170万円)借りた。

    コミュニティ・カレッジでできる限りの単位を取ることを勧める。それでローンで借りるのは最低限にして、助成金じゃないローンや民間ローンで利息が増えないようにすること。—happyhat

    16. ローンで借りて、補助金をもらって、3つ仕事を掛け持ちした。

    それでも60,000ドル(630万円)の借金がある。

    —chelseah30

    17. 16歳から働き始めて、収入の半分は大学資金として貯金していた。両親も学費用に貯金してくれていた。

    在学中はパートタイムで働いた。最初の2年間は学費全額免除の奨学金がもらえて、実家から通った。残りの2年間はキャンパスに引っ越し、貯金したお金を使った。

    —kieshak

    注:投稿は、長さや明瞭さのために、編集してある。

    (1ドル=105円)

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan