ここが地球?実在することが信じられない25の絶景
母なる自然は、何もここまでしなくてもよかったのだけど、頑張りました!私たちのためだけに頑張ってくれました。
1. ユタ州にあるブライスキャニオン国立公園 には、「hoodoo(尖塔群)」という風雨に浸食されてできた岩石層が所狭しと立ち並び、その高さは約61メートルに達することがあります。

ブライスキャニオンは、よく岩石の森と呼ばれています。
私のように身長が1m50cm程の小柄な人だったら、どれほどの高さなのか、思い浮かべるのも難しいかもしれませんね。そんなあなたのために1つアイディアがあります。この写真の下の、真ん中から少し左よりに人の姿が見えます。

2. ワシントン州にあるオリンピック国立公園には、おとぎ話に出てくる魔法にかかった妖精の森のような所があります。公園内にはアメリカ国内で最も静寂だと信じられているスポットもあります。

3. カリフォルニア州のデスバレー国立公園は、ほとんどの生物にとって生き延びることが難しい、過酷な気候で有名です。が、気候が良ければ ゴールド・紫・ピンク・白色の野の花が一面に咲きほこります。

ここの野の花は本当にきれいなのです。
4. これはアラスカ州にある、人間よりも多くのクマ(約2200匹)が生息していると推定されているカットマイ国立公園で見られるごく典型的な風景です。

クマと人間の比率を、わざとクマの方が多いように見せようと、このクマたちが企んでいるようには見えませんよね。
5. これはサハラ砂漠ではなく、コロラド州にある北アメリカで最大の砂丘がある グレートサンドデューンズ国立公園です。

サングレ・デ・クリスト山脈に連なる砂丘をご覧ください!フォトショップじゃないんですよ!

6. あなたはきっと、イエローストーン国立公園のオールド・フェイスフルから約11キロメートルのところにあるグランド・プリズマティック・スプリングは、アメリカ国内で最大の温泉。Instagramのフィルターを使わないでも本物の虹のように見えます。

イエローストーン国立公園は、大部分がワイオミング州が、残りの部分はモンタナ州とアイダホ州が占めています。
7. 絵本に出てきそうなこの樹々は、ジョシュアツリーといい、カリフォルニア州にあるジョシュアツリー国立公園の見どころです。この木を見つけることができるのは、ジョシュアツリー国立公園を含め、世界でも数ヶ所しかありません。

また、派手な帽子とヒラヒラのドレスを身に着けて写真を撮影することが許されている、世界でも数少ない場所でもあります。私に聞かないで、そのルールを作ったのは私じゃないので。
8. オレゴン州にあるクレーターレイク国立公園には、740年かけて雪や雨水が溜まったカルデラ湖(火山の崩壊によって形成されたクレーター)があります。人の心をとりこにする紺碧の湖は、現在では、直径が約9.7キロメートル、深さは約1.2キロメートルあります。

どのくらい深いかというと、エッフェル塔とワシントン記念塔と自由の女神像を湖の中で積み上げても、自由の女神の王冠の上からさらに約30メートル上が湖面になるくらいの高さです。
9. アラスカ州にあるランゲル・セントイライアス国立公園は、開いた口が塞がらないほどの広さです。約5万3千300平方キロメートルの面積を持つ、アメリカ最大の国立公園。

イエローストーン国立公園、ヨセミテ国立公園、そしてスイスを合わせた面積と同じ大きさです。
10. ユタ州にあるアーチーズ国立公園には、2000以上の自然にできた岩石のアーチがあり、その密度は世界最高を誇ります。

また、どのアーチも完ぺきなシャッター・チャンスを生み出してくれます。ただ、お願いだから写真を撮る時は気をつけてね!!!!!
11. アラスカ州のデナリ(マッキンリー山)を含むデナリ国立公園は、国立公園組織の中で最高峰。北アメリカでも最高峰になります。

デナリの頂上は、標高約6910メートルで、本当に信じられないような光景です。つまり、 誰からの視線も全く届かないように感じられます。
12. これは 、メサベルデ国立公園の住居跡です。これらの集落はコロラドの断崖の側面に隠されており、今から700年以上前、西暦600年から1300年までプエブロの人々が住んでいました。

ここにもう1つ、この集落群の別の眺めがあります。もしあなたが高所恐怖症なら、どれだけゾッとさせるような環境にあるかお分かりいただけるでしょう。

13. これはニューメキシコ州にあるカールスバッド洞穴群国立公園です。119以上の地下洞窟からなるネットワークは、まるで別の惑星を見ているようです。

14. そしてこちらは、サウスダコタ州にあるウインドケーブ国立公園です。「ボックスワーク」と呼ばれるハチの巣状の構造が興味を引く特徴で、世界中でもほぼここでしか見ることができません。

(ちなみにボックスワークは方解石でできています)
15. こちらはコロラド州にあるブラックキャニオン国立公園の眺めです。岩だらけの、辺境の断崖絶壁が続き、園内には1日に33分しか太陽の光が当たらないところもあります。

作家のデュエイン・バンデンブッシュが、著作 「Images of America: The Black Canyon of the Gunnison」でこのように記しています。
「アメリカ西部にあるいくつかの渓谷は長く、中には深いものもあるが、ブラックキャニオンの深さ、険しさ、狭さ、暗さ、そして恐ろしさを兼ね備えているものはない」
考えてみると、それって最高な悪口ですよね。
16. この写真は、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にある、壮大なエル・キャピタンです。ヨセミテ渓谷の谷底から350階分の高さがあり、花崗岩の一枚岩としては世界最大の大きさを誇ります。

シャーマン将軍の木はとても高いので、全体を写真に収めるのはとても難しいのです。

ぜひ自分の目で確認してみてください。
18. これは化石化した木です。アリゾナ州にある ペトリファイド・フォレスト(化石の森)国立公園 の名はそこから名づけられました。周辺の地域は、かつては森におおわれていましたが、その森全体が化石化しました。

そして、こちらはこの国立公園を別の場所から見た、ペインテッド・デザートの一部を含む写真です。見事な多色に染まった岩場の風景は、まるで芸術作品のようです。

19. カリフォルニア州にあるレッドウッド国立公園は、世界でも有数の樹高を誇る樹々が群生していますが、中でもハイペリオンが最大です。ハイペリオンは高さが115.55メートルある木ですが、この写真には写っていません。なぜならその木がある場所は、秘密として固く守られているからです。

ハイペリオンを撮影した写真は、これまでにたった1枚だけ確認されており、公園職員は木に登ったり、彫り物をするような人々からこの木を注意深く守っているのです。なんて思いやりがあるんでしょう!
20. アリゾナ州にあるサワロ国立公園のサボテンをご覧ください!サボテンは200年も生きることができ、通常は樹齢70年ほどになってようやく最初の腕(アーム)ができるそうです。サボテンの樹齢はあなたの知ったことではないですけどね。

腕が成長しないサボテンもありますが。
21. ユタ州にあるザイオン国立公園は、数々の特色があることで有名です。この写真を見るだけでも、川や渓谷、そして山々を見ることができます。

見ることができないのは、幅の狭い渓谷、一枚岩、ビュート、メサ、そして自然のアーチです。
22. テキサス州にあるビッグ・ベンド国立公園は、リオ・グランデ川の大きなカーブにあることからそう名付けられました。メキシコとアメリカの国境にまたがる唯一の国立公園です。

あのね、国立公園に名前をつけるのは大変な仕事なんです。
また、信じられないほど広大で開放的な場所なので、星を眺めるには理想的なスポットです。

アメリカ本土で夜空が一番暗くなると測定されたことから、2012年には国際ダークスカイパークに指定されました。
23. 世界中でたくさんの氷河が驚異的な速さで後退しつつある一方、アラスカ州のグレイシャー・ベイ国立公園にあるマージェリー氷河は、この写真のとおり、全長約33.8キロメートル、厚さ約100メートルを安定して維持しています。

33.8キロメートルといったら、本当に長い!端から端まで到達するのに、フルマラソンを走らなければならないくらいの距離です。
24. カリフォルニア州にあるピナクルズ国立公園 は、最近誕生したばかりの国立公園の1つで、古代の死火山の遺跡にちなんで名付けられました。

25. アリゾナ州にあるグランドキャニオン国立公園のゴージャスな夕暮れ時の写真を紹介します。

母なる自然は、何もここまでしなくてもよかったのだけど、私たちのために頑張ってくれました。
この記事は英語から翻訳・編集しました。