今月、今年で12回目となるトイレット・ペーパー・ウエディング・ドレスコンテストが開かれた。クレイジーだと思うでしょうが、最終選考に残った上位10位のドレスは、とてつもなく美しかった。

1,500点以上の応募作品の中で、最終選考のランウェイ・ショーまでこぎつけたのは10作品。ここで4人の審査員が優勝作品を投票で決定する。


ビーチっぽさがあふれる、このドレスは、スーザン・ブレナンの作品。彼女はこれまでに3回もグランプリを受賞している。
筆者はこのファッション・ショーの最前列に陣取った。つまり、素晴らしいペーパークラフトのドレスを、全て間近で直に見ることができた、ということだ。

ロイ・クルーズは、何と42ロールものトイレットペーパーを使ってこのドレスを作った。オンラインでファンのお気に入りに選ばれた。

こちらは、お揃いの帽子までトイレットペーパーで作っちゃった!

ルイ・ラゾはこのドレスを「プリーツとギャザー」と呼んでいる。普段お尻を拭くのに使ってる紙で作った花束に注目!

「銀河系ノスタルジア」と呼ばれているドレス。

以上のドレス素晴らしいドレスたちは、残念なことにどれもトップ3入りを果たすことができなかった。でも、このドナ・ヴィンクラーの作品は、3位入賞を果たした。写真からは分からないけれど、スカートを外せばキュートなミニドレスに変身する。

そしてこの、ジュディス・ヘンリーがデザインしたドレスは2位になった。彼女は、30ロールのトイレットペーパーを使ってこのドレスを作った。

こちらは優勝したのは25歳のヴァン・トランがデザインした見事なドレス。審査員が自分の名前を読み上げたのを聞いた彼女は興奮して悲鳴を上げた。

トランは賞金1万ドルを勝ち取った。つまり、もう二度とトイレットペーパー代を払わなくてもよいかもしれない、ということを意味している。
