ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が7月17日昼、Twitter上で「プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい」とプロ野球球団獲得の意思を見せ、話題を呼んでいる。
【大きな願望】プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい。みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります。皆さまの意見も参考にさせてください。そこから一緒に作りましょう! #ZOZO球団
前澤氏は「【大きな願望】」を前置きしつつ、プロ野球球団を運営したいとの思いがあることを表明。「シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります」との計画も示した。
球団については「みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい」といい、ハッシュタグ「ZOZO球団」で広く意見を募集している。

日本プロフェッショナル野球協約によれば、球団オーナーの条件は次の2つ。
- 第27条:この組織に参加する球団は、発行済み資本総額1億円以上の、日本国の法律に基づく株式会
社でなければならない
- 第28条の2:この協約により要求される発行済み資本の総額のうち、日本に国籍を有しないものの持株総
計は資本総額の49パーセントを超えてはならない
前澤氏が社長を務める「スタートトゥデイ」は2つの条件をクリアしており、時価総額も1兆円を超えるなど資金面にも問題はない。
本社のある千葉県幕張に本拠地を置くプロ野球「千葉ロッテマリーンズ」のホームスタジアムのネーミングライツ権を2016年11月に獲得し「ZOZOマリンスタジアム」と球団との関わりもある。
このため、SNS上では千葉ロッテの買収を予想する声は多い。
@yousuck2020 マリーンズを宜しくお願いします。
一方で現在プロ野球球団のない地域への招致を求める声や、
@yousuck2020 四国、北陸、沖縄にホームがある球団ができるといいな。
他球団を買い取ってほしいとの声も上がる。プロ野球の新規参入となれば2012年のDeNA以来となり、期待の声は大きかった。
@yousuck2020 すいません 中日のオーナーに変わっていただけませんか?