イタリアのサッカー選手たちが口紅をつけてプレーしたワケ
今週末のセリエAで行われたあるキャンペーン
週末のイタリアのサッカーリーグ「セリエA」を見た人は普段との変化に気づいたのではないでしょうか。

Alessandro Sabattini / Getty Images
プレーする選手たちの頰に赤い口紅が引かれていたのです。

Emilio Andreoli / Getty Images
この選手も。

Francesco Pecoraro / Getty Images
この選手も。

Mario Carlini / Getty Images
これはセリエAと人権擁護団体「WeWorld Onlus」が共同で取り組む「#unrossoallaviolenza」(暴力にレッドカード)という、女性への暴力反対キャンペーンの一環です。今年4月にも行われました。

Emilio Andreoli / Getty Images
セリエAのインスタグラムには選手たちがパートナーなどと一緒に映った写真も掲載されています。こちらはユベントスのバルザーリ。
こちらは引退した元インテルのサネッティ。長友佑都のかつてのチームメイトです。
カリアリのチェッピテッリはお母さんと一緒。
選手だけでなく、審判も口紅をつけました。

Gabriele Maltinti / Getty Images
キャプテンマークも特別仕様に。

Gabriele Maltinti / Getty Images
監督もキャンペーンのシールを貼っています。

Mario Carlini / Getty Images
エスコートキッズも特別なTシャツを着ました。

Gabriele Maltinti / Getty Images
「WeWorld Onlus」のHPによれば、イタリアの女性や子どもに対する暴力の割合は高く、3人に1人はパートナーや家族から暴力を受けているそうです。世の中から暴力が退場する日が一日も早く来ることを。

Emilio Andreoli / Getty Images