アテネ五輪で大久保らと共に戦った高松大樹さん、大分市議選へ出馬

    アテネ五輪代表、日本代表にも選ばれたFW

    大分トリニータの元選手で、昨シーズン限りで現役を引退した高松大樹さんが1月10日、自身のブログで2月の大分市議会議員選挙(12日告示、19日投票)に立候補すると発表した。

    高松氏は10日に更新した「地域への恩返し」とのエントリーの中で

    昨年、引退を決意してから、自分にできることを試行錯誤しながら色々と考えてみました。私のすばらしい経験は、地域の方々の支えなしには不可能でした。スタジアムでの応援、あるいは多くのイベントでの応援など、感謝しかありませんでした。

    その感謝を考えた時に、地域への恩返しで大分市議会議員になることを自ら決意しました。

    サッカー界から政治の世界への転身は、厳しいものがあるとは覚悟の上です。

    と大分市議会選への出馬を発表した。

    大分放送は、10日の大分市議会予定者説明会には高松さんの代理人が出席したと報じていた。

    「ミスタートリニータ」と呼ばれた高松さん


    高松さんは2000年に当時J2の大分トリニータでプロデビュー。2011年のFC東京への期限付き移籍を除き、プロ生活のほぼすべてをトリニータで過ごした。2008ヤマザキナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)での決勝戦ゴールなど、これまでFWとして数々のゴールを決め、サポーターからは「ミスタートリニータ」の愛称で親しまれた。

    U-23代表としてアテネオリンピックにも出場し、2006年〜2007年にかけては日本代表にも招集された。昨年シーズン限りで17年の現役生活にピリオドを打っていた。