最近の高橋一生のCMは、男でも心臓が痛いくらいサイコーなのでそろそろ封印すべき

    ドコモCMでミスチルとの「まぜるな、涙腺ゆるむからキケン」コラボ

    ええ、また高橋一生がやりやがりました。

    ドコモとMr.Childrenの25周年CM。というか、はっきり言います。高橋一生とMr.Childrenとの禁断のコラボです。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    物語は1992年の高橋一生と黒木華演じる夫婦の出会いから、その娘である清原果耶演じる主人公の17歳までを描きます。

    しかもミスチルの名曲をバックに...。

    はい、出た、「まぜるな、涙腺ゆるむからキケン」。

    動画を見ていただければわかるのですが、序盤の見所は浮気をしまくる“チャラ一生”。

    ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を彷彿とさせるクズぶり。そして、そこからのリカバリーが最の高です。

    物語中盤からは子供(主人公)が生まれ、怒涛の“アットホーム一生”を展開。

    子供と一緒に入学式を祝う“パパ一生”。娘が8歳のころ、単身赴任で大阪に行く“寂し一生”。再び家族で一緒に暮らすも娘は反抗期で“邪険にされる一生”。

    「高橋一生の一生とは、人の一生だ」とは言わんばかりに、父としてのさまざまな顔を見せる、われらが一生。

    そしてバックに流れるBGMは、退屈に乾いた結婚式でも来場者を泣かせることで知られる名曲「365日」。

    もはや強制的、暴力的といえるほどオートマティックにイッツ涙腺崩壊です。

    高橋一生が清原果耶に携帯で送る映像は、生きとしいける全ての娘さんたちは見るべき。きっと人に優しくなれる(断言)。

    高橋一生に目を奪われがちですが、一人で17歳から42歳までを演じる黒木華の存在感も凄い。特に終盤の40代感は必見。本当に素晴らしい女優さん。

    さて、いまや老若男女に愛される「360度イケメン」として日本に君臨する高橋一生ですが、最近のCMの出来栄えが本当によいのです。全力で高橋一生の違ったかっこよさをクリエイターが引き出そうとしているのがわかります。

    洗濯ものを畳む一生

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    長澤まさみ演じる宇宙ステーションにいる妻を、東京で一人働きながら待つ夫を演じた高橋一生。

    宇宙と地球という離れた場所から相手を思い、チャットで言葉をやりとりする姿は新海誠の「ほしのこえ」を思い起こさせます。

    このCMの白眉は洗濯物を畳む一生。ここにかわいらしさが出てしまうのがズルい。憎い。

    現在36歳。この哀愁は20代だと出ないんだよなあ。

    絶妙なモテない感を醸し出す丸メガネ一生

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    モテないはずがないのに、絶妙なモテない感、気弱さが出せるのも高橋一生の魅力のひとつ。

    丸メガネの高橋店長はこのCMで一度は美人に目を奪われるも、冷たい目線を向けられ、さらに彼氏が横にいると気づく。

    そのオドオドぶり、場を取り繕うと失敗する様は、さすが。ラストの叫びも爆笑です。

    ブルースハープを弾く一生

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    高橋一生×楽器。しかもブルースハープ。

    はい、かっこいい。演技しなくとも、かっこいい。生きているだけで、かっこいい。

    ずるいという感情ももはやわかず、無の心で高橋一生を受け入れました。

    すげえよ、あんた(鼻血を腕で拭う)。

    というわけで何してもハイレベルのかっこよさが出てしまう高橋一生なので、ぜひクリエイターのみなさんには無駄遣いしないで使ってくださいと、切に願う次第です。