年内での解散が発表されたSMAPは2020年の東京パラリンピックをサポートする「日本財団パラリンピックサポートセンター」の応援隊としてPR活動を行ってきた。
解散発表を受け、同センターは14日、公式ホームページにてコメントを掲載。「短い期間ではありましたが当センターの活動を応援いただいたメンバーの皆様全員に改めて心より厚くお礼申し上げます」とSMAPのサポート活動終了を発表した。

SMAPは昨年11月10日に都内で行われた「パラリンピック競技団体共同オフィス」のオープン発表会に登場し、応援隊就任を発表。木村拓哉は「全力でサポートしたい」と話した。
11月2日に東京・駒沢オリンピック公園で行われた「パラ駅伝 in TOKYO2015」にも登場し、会場を盛り上げた。
1月の解散騒動の際には遠藤利明五輪相(当時)から「SMAPにはこれまでもパラリンピックでいろんな種目を応援してもらっていますし、ぜひ引き続き応援していただきたいなと思っています」と期待を寄せられていた。
解散騒動が起こった1月からパラリンピックサポートセンターで「SMAP の皆様に可能な範囲で応援をしていただければ」とジャニーズ事務所との協議を重ねてきたが、14日に年内での解散が正式に発表された。
発表を受け、同センターでは14日にコメントをホームページに掲載。
SMAPメンバーの決断を尊重するとした上で「この場を借りまして、短い期間ではありましたが当センターの活動を応援 いただいたメンバーの皆様全員に改めて心より厚くお礼申し上げます」とサポート活動の終了を事実上発表した。
また解散後は個人として活動する5人に対しては「今後も各分野でご活躍されることを心より祈念しておりますとともに、引き続きパラリンピックを盛り上げるためにご協力いただきたいと考えております」と協力を求めた。
SMAPの人気もあり、11月の「パラ駅伝 in TOKYO2015」には1万人以上の人が会場を訪れた。4年後の大会に向け、必要な力であったのは確か。国民的アイドルを失った損失はあまりにも大きい。