【リオ五輪】開会式での黙祷は断念 それでも演出家は広島へのメッセージを送った

    演出はフェルナンド・メイレレス氏

    南米大陸で初開催となるリオデジャネイロ五輪の開会式が5日午後8時(日本時間6日午前8時)、マラカナン競技場で行われた。

    ブラジルの歴史や国家の成り立ちを表現する演出の中で、ブラジル日系移民による群舞もあった。広島での平和記念式典に合わせた時間に、この演出が行われた。

    演出を手がけたのは映画「シティ・オブ・ゴッド」で知られる映画監督のフェルナンド・メイレレス氏。

    5月27日、オバマ大統領の広島訪問にも心を揺さぶられた。

    リオ・デジャネイロと広島。1万9000キロの距離を超え、平和への思いは繋がった。