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2016年7月16日

PL学園OB選手で振り返る栄光の歴史

桑田、清原だけじゃないPL出身選手

この夏で休部が決まっているPL学園が、初戦で敗退した。春夏合わせて37回甲子園の土を踏み、7回の優勝経験を持つ名門校。その姿は、夏の表舞台から消えることになる。

時事通信

この日は2回戦。5年前の府大会優勝校・東大阪大柏原に対し7-8。1点差で涙をのんだ。

観客と報道陣約3千人以上が見守った試合は、手に汗握るシーソゲームだった。PL学園が初回に先制、その裏、柏原に追いつかれると、2回には一挙3得点を許し、突き放される。しかし6、7回と計4得点し逆点。流れを取り戻したように見えたが、柏原の反撃は激しかった。再び追いつかれると8回には1点のリードを許し、最終回、三者凡退と力尽きた。

2013年に野球部員による暴力事件が発覚し、2015年度から新入部員の募集を辞めたPL学園。たった12人だけの3年生部員で臨んだ夏が、終わった。

PL学園は60年の歴史の中で、多くのスター選手たちを輩出してきた。桑田真澄投手と覚醒剤取締法違反で有罪となった清原和博さんの「KKコンビ」だけではない。

PL学園が生んだ主なプロ野球選手を振り返る。

福嶋久晃(旧名は久)

時事通信

PL卒業後に大昭和製紙を経て大洋に入団。正捕手として活躍し、引退後は1軍コーチとして谷繁元信を指導した。娘はプロゴルファーの福嶋晃子。

加藤英司(旧名は秀司)

時事通信

松下電器を経て、1969年に阪急に入団。同期の山田久志、福本豊とともに球団の黄金期を作る。MVP1回、首位打者2回、打点王3回に輝き、2000本安打も達成している。

新井宏昌(旧名は鐘律)

時事通信

1970年に主将として春夏通じPL初の甲子園決勝進出に貢献。

法政大学を経て南海に入団し、近鉄時代には史上最強の2番打者と呼ばれた。首位打者を1回、2000本安打も達成したヒットメーカー。

引退後コーチとしてオリックス時代にはイチロー、広島時代には丸佳浩・菊池涼介を育てた。

3人の娘は美人姉妹として知られ、長女は2011年のミス着物、三女は2012年のミス日本に選ばれている。

尾花高夫

時事通信

PL学園から新日鉄堺を経て、1977年度ドラフト4位でヤクルトに入団。14年間で112勝135敗29セーブをマーク。エースとして活躍した。

指導者としても千葉ロッテ、ヤクルト、ダイエー、巨人で投手コーチを務め、リーグ優勝7回、日本一に4回導いた。

横浜で監督を務め、現在は巨人の1軍投手コーチ。

木戸克彦

時事通信

1978年夏、PL学園が甲子園初優勝を果たした際の正捕手。

大会では準決勝、決勝を逆転で制しチームは「逆転のPL」と呼ばれた。木戸は3番、後に広島に入団する西田真二がエースで4番を務め、控えには後に広島、日本ハム、巨人で活躍した金石昭人もいる豪華布陣だった。

法政大学を経て、阪神タイガースに入団。1985年、吉田義男監督の下で優勝した際には正捕手を務めた。

小早川毅彦

時事通信

PL時代から強打者としてならし、法政大学から広島に入団。4番を務めた。

1996年オフに球団から戦力外を伝えられた小早川は、野村克也監督のラブコールもありヤクルトに入団した。

1997年の開幕戦で4番に入ると、巨人先発・斎藤雅樹から3打席連続ホームランを放つ活躍。ヤクルトはその年のリーグ優勝をつかんだ。

吉村禎章

時事通信

1981年、PLが春の選抜を制した際にチームの主砲を務めた。

高い身体能力とバッティングセンスで将来の4番と期待されたが、1988年7月6日、札幌円山球場での試合で守備で外野フライ捕球の際にチームメイトと激突。

医師が「交通事故級」と呼ばれた衝撃で、左膝じん帯は4本のうち3本が完全に断裂する大怪我を負い"悲運の天才打者"と呼ばれた。

リハビリを経て、復帰後は代打の切り札として活躍した。

片岡篤史

時事通信

1987年に甲子園春夏連覇を果たしたチームで4番を務める。

この年、3番に立浪和義(中日)、投手に野村弘樹(横浜)、橋下清(巨人)。1年下には2年生として唯一レギュラーだった宮本慎也(ヤクルト)と後にプロで活躍する選手が目白押しで、清原・桑田時代ではなく、この時代こそPL黄金期との声もある。

同志社大を経て、1992年に入団した日本ハムでは、ビッグバン打線の中核として活躍。阪神時代にも勝負強い打撃でチームの優勝に貢献した。

坪井智哉

時事通信

中日、クラウンライターの選手だった父・坪井新三郎とともに親子二代でPL学園出身。

PL時代には1年先輩の入来祐作(巨人)の付き人をしていた。

東芝をへて、1998年に阪神入団。日本ハム、オリックス、アメリカの独立リーグでもプレーした。

今岡誠

時事通信

PL、東洋大を経て1998年に逆指名で阪神に入団。2003年には首位打者を獲得し、阪神の優勝に貢献した。

現在は阪神でファーム打撃兼野手総合コーチを務めている。

松井稼頭央

時事通信

PL時代は投手。1年時の春大会での怪我が尾を引き、甲子園出場がかかっている大事な大会ではほとんど投げられなかった。

プロになり、内野手に転向。MVP1回、盗塁王、最多安打2回と数々のタイトルを獲得。2002年にはトリプルスリーも達成した走攻守揃った選手だ。

メジャーを経て、現在は楽天で活躍。2015年は国内2000本安打を達成した大打者。

サブロー

時事通信

PL時代にはセンバツに出場。1994年にドラフト1位で千葉ロッテに入団した。

俊足・強肩でレギュラーポジションを獲得し、4番として2005年のリーグ優勝、日本一に貢献。2010年のリーグ優勝時には選手会長も務めた。

2011年に巨人にトレードで移籍した際にはチーム方針で本名の「大村三郎」を使ったが、翌シーズンにロッテに復帰すると再び「サブロー」に戻した。

福留孝介

時事通信

1995年、1年生ながら5番として夏の甲子園に出場。秋には4番を務めた天才バッター。高校では春夏合わせ3度甲子園に出場した。

近鉄のドラフト1位を拒否し、日本生命に進み、1998年にドラフト1位で中日に入団。MVP1回、首位打者2回、ゴールデングラブ4回を獲得。

2008年から2012年まではメジャーリーグでプレー。2013年に日本復帰し、現在は阪神でプレーしている。

今江敏晃

時事通信

PL時代は1年から4番に座った強打者。同級生には小斉祐輔(現・楽天)、桜井広大(元・阪神)、朝井秀樹(元・楽天)と後のプロ野球選手がおり、黄金時代を期待させた。

しかし、今江が3年時に、上級生が後輩部員をパイプ椅子で殴る暴行事件が発覚。半年間の対外試合禁止処分中となり、3年夏の甲子園出場は夢と消えた。

ロッテに入団してからも活躍。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞4回に輝いている。

前田健太

Sean M. Haffey / Getty Images

PL時代はエースで4番。甲子園には1年夏と3年春に出場し、バッターとしても高校通算27本塁打を記録している。

同級生には田中将大(ヤンキース)、坂本勇人(巨人)、梶谷隆幸(横浜)らがいる。

広島カープではエースとして活躍。今シーズンからはロサンゼルス・ドジャースでプレーしている。

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