201X年、京浜急行に突然、世紀末がやってきた。

海は枯れ、地は裂け、京急蒲田駅は「京急かぁまたたたたーっ駅」へと変わった。

上大岡駅は世紀末覇王の名をとった「上ラオウ岡駅」に。

そして県立大学駅は「北斗拳立大学駅」へと変わった。学ぶのは勉強ではなく、北斗神拳だ(多分)。

実はこれ京急と北斗の拳のコラボ企画。

お前はもう、京急に乗りたくなっている
今年2月に創立120周年を迎えた京急電鉄と、連載開始から35周年を迎えた「北斗の拳」を記念したものだ。
7月30日から9月17日までのキャンペーン中、駅名が北斗の拳仕様になるほか、ラッピング電車や記念乗車券「北斗の券」の発売など様々な企画を展開する。
8月11日には貸切イベント列車「ザコと行く三浦海岸!京急ヒャッハートレイン」も運行する。たわば。
このほか、北斗七星に見立てた7駅をまわるスタンプラリーも行われる。
京急蒲田駅から三浦海岸駅を結ぶと北斗七星になるとは...。
完全に振り切っている京急のこの企画。担当した人間が「わが生涯に一片の悔いなし」なのは間違いないだろう。