「=LOVE」絆の深まりを感じたメンバーの"ガチギレ事件"

    新曲『Want you!Want you!』をリリースしたメンバーたちにインタビュー

    指原莉乃がプロデュースを務めるアイドルグループ「=LOVE」が、10月17日に4thシングル『Want you!Want you!』をリリースした。

    カラフルなMVが印象的な新曲から、デビューから1年を経て芽生えたアイドルとしての自覚、さらに深まったメンバーの絆について聞いた。

    ――新曲『Want you!Want you!』はどういった曲ですか。

    山本杏奈:サードシングルの『手遅れcaution』とは曲調がガラリと変わった愛の歌です。MVもポップだし、曲だけ聞くとかわいいんですけど、歌詞の内容はすごく濃いものになってます。

    髙松瞳:今回の曲の恋は…重い(笑)。登場する女の子は一見さわやかなんですけど、歌詞を読むと「絶対私から離れないで」という女の子で、今までのシングルで描いてきた女の子とは違います。

    『Want you!Want you!』のPV

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    ――描かれる女の子が「重い」というのはメンバーの中で共通の認識?

    齊藤なぎさ:みんな「重い」っていうんですけど、私は普通かなと思いました。指原さんが自分の恋愛観だと言っていたので、そこは似ているのかなって思いました。恋愛じゃないけど、私、お母さんとか友達に対して重いんです。私から離れないでほしい。

    髙松:なーたん(齊藤)とはパリのホテルで同じ部屋だったんです。お母さんと電話していて、おはようから始まるんですけど、だんだん愛を確かめ合うような、甘い会話をしていて…。

    齊藤:ママに「大好きだよ」と言われたら、「私の方が大好きだよ」って言います。常に人と肌を触れ合いたいから、ママかお姉ちゃんにいつもくっついちゃう。メンバーにも甘えてるんですけど、糖度的にいうと80で、ママやお姉ちゃんが100です。

    ――今回の曲はK-POPっぽさもありますね。

    髙松:今回の曲はラップもあって、いつもの=LOVEの曲じゃない感じもあるんですけど、=LOVEらしさも残している。新たなジャンルを開拓した感じです。

    山本:高校生の女の子だったら、歌詞を知らなくても好きな曲調だし、歌詞を知ったらさらに好きになる。文化祭で聞いて、踊ってほしいです。

    ――先日は1周年記念ライブを行いました。グループとして1年たち、メンバー同士の関係性も深まりましたか。

    山本:(音嶋)莉沙は最初はメンバーの名前を呼ばず「ねえねえ」という感じだったんですけど、今はあだ名で呼んでくれています。あと、楽屋がよりうるさくなりました。

    大谷映美里:最近、(佐竹)のん乃が衣織の趣味に影響されてない?

    野口衣織:のん乃が私のことをすごく好きなんですよ。私の趣味や好きなことを自分も好きになりたいと思ってくれて、漫画とかゲームとかどんどん私色に染まってきています(笑)。

    齊藤:諸橋沙夏が私のことを最近すごく可愛いと言ってくれるようになって、嬉しいです。常に目が合うたびに「可愛い」と言ってくれて、そのたびに好き貯金が増えていくんです。

    髙松:好き貯金????

    齊藤:好きが溜まっていって、大好きになっていくんです。昔から好きですけど、今は沙夏の写真を見るとにやけちゃいます(笑)。

    ――今年9月でデビュー1周年。自分らしいアイドル像というのはできてきましたか?

    髙松:メンバーの大場花菜はすごくアイドルとしての意識が上がっていて、どんどん可愛くなっています。常に自分磨きをしているし、他のアイドルの勉強をしている。誰よりもアイドルが好きなことが伝わるので、見習うところだなって思います。

    山本:花菜のスマホを見たとき、美容に関するスクショとかいっぱい入っていました。私自身も前よりはアイドルっぽくなれたと思いますが、アイドルを作るというよりは自分らしくいたいなって思います。

    野口:私はクールに見られがちなんですけど、アニメや二次元好きを全面に出したくて。でも、まだ知らない人もいるので、野口=アニメ好きとなればいいなと思ってます。

    山本:何を見て、クールだと思われているのかわかんないよね(笑)。

    野口:こんなに素の姿を出せるのは=LOVEが初めて。私を受け入れてくれたグループはすごくありがたいなと思います。

    ――1年でメンバーの絆は深まりました?

    髙松:1年間、杏奈がリーダーとして支えてくれいて。この間、みりにゃ(大谷)が杏奈にライブの演出について自分の意見を言ってくれて。それがすごく嬉しかったです。

    山本:今までは意見を言う人は決まっていたんですけど、1周年を前に意見を募ったら、みりにゃが意見を出してくれて。あと、この間みりにゃキレたよね、「うっさーい」って(笑)。

    大谷:本当にうるさかったんですよ。読書していたんで(笑)。

    髙松:でも、それが嬉しかったんですよ。

    ――9月6日の1周年イベントには休養中の佐々木舞香さんは出られませんでした。ステージで手紙が読まれると泣いているメンバーが多かったですね。

    野口:まさか手紙があるとは思ってなくて。内容も舞香らしくて。あれは舞香にしか書けない文章で、泣いてしまいました。

    山本:舞香が戻ってくるまでは=LOVEという場所を守って行かなきゃという思いは強いです。