長谷部主将、ロッカールーム清掃、サポーターのゴミ拾い「誇りに思う」

    帰国記者会見で明かす

    7月5日に開かれた日本代表の帰国記者会見。主将の長谷部誠は、世界中から賞賛されたロッカールームの清掃について、行ったのは選手ではなく代表のスタッフだと明かしました。

    優勝候補のベルギー代表を決勝トーナメント1回戦で苦しめたことでも世界を驚かせた日本代表ですが、もう一つ話題となったのが、試合後のロッカールームでした。

    #ワールドカップ #日本代表 はベルギー戦では惜しくも敗れましたが、試合後のロッカールームが来たときよりもきれいになっており、そこには「ありがとう」のメッセージが。フランスメディアも「品格がある」と称賛しています。🙏👏 RT @footmercato https://t.co/RrGwYWIMnN

    ゴミ一つない整然としたロッカールームに、ロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」と書かれた書き置き、そして折り鶴。

    負けたあとでのこの行いに、米スポーツイラストレイテッドやイタリアのガゼッタ・デロ・スポルトなど世界中のメディアから賞賛の声が上がりました。

    素晴らしい試合を見せてくれた #日本代表 ⚽ 試合後のサポーターによるゴミ拾い、またベルギー戦後の整然としたロッカールームについてドイツ各紙でも報道されています。”全てのチームのお手本”と称賛の声も👏 #SAMURAIBLUE ↓ドイツ最大のサッカー専門誌の記事(ドイツ語のみ) https://t.co/J3VdKCbuaF

    7月5日の帰国記者会見で、このロッカールームの清掃について誰が発起人となったかと質問された長谷部は、掃除をしたのは日本代表のスタッフだったと明かしました。

    「日本代表チームのスタッフの方々は、毎試合ロッカールームを全て綺麗に片付けて帰るということをしてくださっていて、日本代表スタッフの方々を選手として誇りに思います」

    ロッカールームでの清掃は今大会だけでなく、昨年、韓国で開催された「U−20ワールドカップ」において、ロッカールームのゴミが綺麗に片付けられたことが大会スタッフを驚かせたとニュースになったこともありました。

    スポーツ朝鮮によるとU-20日本代表がイタリアと試合をした天安総合運動場の職員が日本のロッカールームが嘘のようにキレイで感動「こんな選手団は初めて見た」 多くはゴミなどが散らばって爆撃された戦場のようだという #daihyo #u20wc https://t.co/EA87ICm9MQ

    また長谷部は、ロシアW杯で試合を観戦した日本代表のサポーターが、試合後スタジアムのゴミ拾いをしている事にも触れて、次のように語りました。

    「普段僕は海外にいて、代表でもいろんな国に行く機会がありますが、日本ほど綺麗な街はないかと思うくらい、日本という場所、人はそういう素晴らしい精神を持っていると思う。選手としてだけでなく、一人の日本人として誇りに思っています」