リオ五輪女子レスリングが17日(日本時間18日)にスタートし、日本はこの日行われた3階級すべてで金メダルを獲得した。いずれも試合終了間際の逆転劇だった。

先陣を切ったのは48kg級の登坂絵莉。

決勝ではマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)に終始リードを奪われる展開も、試合終了残り13秒、バックに回って2点を獲得。逆転勝利した。

表彰式で日の丸が掲揚されると号泣した登坂。試合後は「たくさんの方が応援に来てくれて、世界選手権よりも緊張しなかった」と語った。

その登坂に「一緒に金を取ろう」と話していた58kg級の伊調馨。

女子では史上初となる4連覇をかけた決勝の相手はロシアのワレリア・コブロワジョロボワ。1-2とリードされた試合残り5秒、バックを取って2点を獲得し奇跡の逆転勝利を果たした。

試合後は安堵の表情を浮かべた伊調。「最後はお母さんが助けてくれたと思います」と2014年に亡くなった母トシさんに感謝した。

2人の金獲得を見ていた69kg級の土性沙羅。

決勝ではロンドンの金メダリスト、ナタリア・ボロベワに苦しめられるも、試合残り30秒でタックルを決め逆転。初の金メダルを獲得した。

日本勢として初の重量級の金メダルを取った土性は、この日3つの金を取ったことで「いい流れになっているので、明日も絶対金メダルを取ってくれると思います」と話した。

すべて試合終了間際の逆転劇とあって、日本中が大盛り上がり
きゃーーーーー!!! またラスト数秒の逆転!!! #Rio2016 #オリンピック #レスリング #伊調馨
ひー!なんて強い女子揃いなんですか。凄すぎませんか。レスリング土性沙羅選手も逆転金メダル…!!