プロ野球ファンなら一度は遊んだことがあるゲーム『実況パワフルプロ野球』。

最新作の『実況パワフルプロ野球2018』は今年4月に発売されたが、11月1日のアップデートで、選手の能力は今シーズン終了時の成績が反映されたものとなった。
つまり発売直後のアップデート前から能力が飛躍的に上がった選手は、今シーズン急成長もしくは予想外の活躍をした選手となる。
一体どの選手の能力が飛躍的に向上したのか。この記事ではセ・リーグ6球団の打者で見てみた。
リーグ3連覇を果たした広島カープで最も能力が向上したのが野間峻祥だった。

4年目となる今季は初めて規定打席にも達し、打率.286、5本塁打、46打点と活躍。この結果が反映され、ミートは31(F)→71(B)と一気に40もアップ。パワーも45(E)→55(D)と+10となった。
さらに特殊能力としてバント○、サヨナラ男も追加されている。もともと走力は85(A)、肩は現役選手で2位の90(S)と能力は高く、より使いやすいキャラになった。
スワローズ、ジャイアンツは?
セ・リーグ2位に入った東京ヤクルトスワローズで能力を伸ばしたのが西浦直亨だ。
今季は遊撃手に定着。規定打席にも達し、打率.242、10本塁打、55打点で、本塁打と打点はキャリアハイの成績を残した。
この結果を反映しミートは25(F)→39(D)、パワーも51(D)→59(D)とアップ。さらに守力は50(D)→67、補球も48(E)→63(C)と守備面も数字が上がった。
対左投手の強さを反映し、「対左投手○」さらに「満塁男」も追加された。
今年のジャイアンツに置いて最もパワプロで能力を伸ばした男。当然、それは岡本和真である。

今季、プロ野球史上最年少となる22歳の「3割30本塁打100打点」を達成と主砲として大活躍。昨シーズンは15試合しか出場しておらず、能力は大幅上昇した。
ミートは27(F)→68(C)、パワーは55(D)→81(A)とトップクラスに。守備面の能力も向上した他、特殊能力も逆境○、ハイボールヒッター、流し打ちも加わり、能力上はもはや別人のようだ。
退任した高橋由伸監督の大きな置き土産と言える。
Bクラスに沈んだ横浜、中日で思わぬ活躍をした選手は?

助っ人選手というのは、実際シーズンに入ってみないと能力が分かりにくい。これは実際のプロ野球でもパワプロでも同じだ。
そんな中でも昨年10月に練習生としてベイスターズに加入し、本塁打王まで上り詰めたソトの大ブレイクは予想外だったことが、ゲーム上でもよく分かる。
ミートは50(D)→69(C)、パワーは62(C)→88(A)と大幅修正。肩も63(C)→70(B)とアップした。特殊能力も広角打法、固め打ち、満塁男が追加され、主砲にふさわしい能力となっている。
もともと能力の高いバッターでも予想外の面で活躍を見せたのがドラゴンズ。今シーズンのビシエドと平田良介の打率がそれだ。
来日3年目のビシエドは.274(2016)、.250(2017)ときて、今季は.348で首位打者を獲得。パワプロでもミート45(E)→80(A)にアップした。
30歳の平田もこれまで2割台だった打率が2018年は.329と一気にアップ。パワプロでもミート42(E)→79(B)と大幅に向上した。
阪神はこの選手

最下位に沈んだタイガースの中で、能力が向上したのがゴールデングラブ賞にも輝いたキャッチャーの梅野隆太郎だ。
今シーズンは自己最多となる132試合に出場。守備だけでなく、打率も.206(2017)から.259と向上した。
その活躍を反映し、パワプロでもミートは22(F)→48(E)、パワーも50(D)→59(D)とアップ。守備力は55(D)→60(C)、補球は62(C)→75(B)と捕手としても成長している。
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