大阪桐蔭vs智弁和歌山の甲子園決勝はブラバンでも屈指のカード

    大阪桐蔭、智弁和歌山はともにブラバンの実力校

    第90回選抜甲子園野球大会の決勝、大阪桐蔭(大阪)ー智弁和歌山(和歌山)が今日12時30分から行われます。

    昨秋の近畿大会と同一カードとなった決勝戦。有名校同士の対決とあって野球ファンの注目度が高いですが、甲子園のブラバン好きにとっても黄金カードとなりました。

    智弁和歌山といえば、甲子園の応援をリードしてきた伝統校。代表曲「アフリカンシンフォニー」は1987年ごろから披露され、その後全国の高校に広がった甲子園応援屈指の人気曲です。

    さらに流れると逆転劇や大量得点が生まれることから"魔曲"と呼ばれる「ジョックロック」。今大会準決勝では3度の重要な場面で流れ、その都度得点が生まれるなど、改めて魔曲ぶりを見せました。

    智弁和歌山対東海大相模 ここまでの展開まとめ 0-4 ↓ 2-4 ↓ ジョックロック流れる ↓ 5-4智弁逆転 ↓ 5-6東海再逆転 ↓ 5-10 ↓ 6-10 ↓ ジョックロック流れる ↓ 10-10智弁同点に追いつく これを魔曲と言わずして何と言うのか… #センバツ #ジョックロック

    このほか、2012年から公開され「シロクマ」、今年から登場した新曲「ミラクルショット」、定番の「エルクンバンチェロ」、「サンバ・デ・ジャネイロ」といったレパートリーがあります。

    耳なじみのある曲が多い大阪桐蔭

    一方、大阪桐蔭。創設は2005年と歴史は長くありませんが、全日本吹奏楽コンクールで何度も金賞を受賞するなど実力の高さで知られています。

    クラシック「ウイリアムテル序曲」もレパートリーの一つですが、その特徴は旬の曲を取り入れることです。

    AKB48「上からマリコ」、嵐「Hapiness」、アニメ「進撃の巨人」のオープニング曲「紅蓮の弓矢」、RADWIMPS「前前前世」など、これまで旬のポップスも多く取り入れ、昨年夏大会ではTWICE「TT」、映画「ラ・ラ・ランド」のテーマを演奏したことでも話題となりました。

    今大会では現在公開中の映画「グレイテスト・ショーマン」のテーマも披露し、甲子園ファンを驚かせました。

    大阪桐蔭高校、野球応援で、もうグレイテストショーマンやってる!! 対応力すごい…

    レパートリーには「You are スラッガー」などゲーム「パワフルプロ野球」のBGMが多いのも特徴です。

    「かっせーパワプロ」は注目選手・根尾くんの応援歌で、今大会では4月26日に発売される最新版パワプロのテーマ曲「Brand New Sky」も披露しています。

    ん?ちょっとちょっと大阪桐蔭さん Brand New Skyってパワプロ2018の歌ちゃうんか?

    ブラバンでも注目の対決。ぜひ試合の行方と共に、応援にも注目してみてください!

    BuzzFeed JapanNews