Updated on 2018年7月19日. Posted on 2018年7月12日

    「BiSH」と一緒に、メンバーそれぞれのウィキペディアに載るような情報を聞いてみた

    基本的な情報から聞いてみました(記事へのご指摘を受けて一部を修正・追記しております)

    "楽器を持たないパンクバンド"と呼ばれ、注目を集める人気グループ「BiSH」。

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、アユニD

    日に日にファンを増やしている「BiSH」ですが、グループのウィキペディアはあったものの、メンバー個人のページはアイナ・ジ・エンドのもの以外はありません。

    このままでは初めてBiSHを知ったファンが、ウィキペディアを検索できず路頭に迷ってします!

    そう考えたBuzzFeed Japanは、取材を通して、メンバーのウィキペディアを作るための情報を提供。メンバーたちもこのオファーを受けてくれました。

    ウィキペディアから

    BiSHのウィキペディア。アイナ以外のものがありません。

    まずは肩書を考えよう!

    ――ウィキペディアを作るにあたり、まず肩書が必要です。アイナさんは「歌手」「ダンサー」となってますが、どうしますか?

    セントチヒロ・チッチ:モモコはBiSHの作詞をいっぱいしてるし、作詞家を入れたら?

    モモコグミカンパニー:えっ。おこがましいな。

    チッチ:私は女優って入れてもらおうかな。舞台もやったし。

    モモコ:「女優」って、自分で提案したのってやばいよね(笑)

    ――大丈夫です。ウィキペディアは合議制なので、みんなが認めない場合は消されます。

    チッチ:「女優」消されたら、ショックが大きい(笑)

    アユニ・D:肩書、私は特にないです。

    モモコ:YouTuberは?

    アユニ:やってないじゃん(笑)

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    ウィキペディアに何を書いていいのか、悩む3人

    ――次にそれぞれの情報を埋めていきましょう。チッチさんは、もともとどうやってBiSHになったんですか。

    チッチ:私はアイドルやってたんですけど、正統派だったんです。

    好きな曲はバンド寄りだったので、バンドのような楽曲をやるグループで、過激なことをやって人生変えたいなと考えていて。

    そんな時に出会ったのがBiSHの募集でした。

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    セントチヒロ・チッチ

    母親が「とんねるず」を好きだったことがきっかけで、私も好きになって。「とんねるず」に会いたくて、専門学校に入ってテレビ業界を目指してました。

    テレビの収録で、当時の同級生に会うことも多くて、去年の12月に「ミュージックステーション」へ出演したとき、照明をやっていたのは同級生。

    あと八王子市出身なのはウィキペディアに書いてほしいです。家系がみんなラーメン屋なんです。

    八王子の南口、好きだった ラーメンのデパート宮城が 今日で閉店になりました。 最後はお母さんが昔から 食べてた力ラーメンを。 元気そうなママ達をみて 帰りました素敵な所だった

    Twitterでは八王子ネタがたびたびつぶやかれる。

    『銀杏BOYZ』峯田から送られた言葉

    ――趣味はどうですか。

    チッチ:趣味はけっこうあるんですけど。フィルムカメラ、あとはストレス発散したい時はスプラッター映画を見ます。一番は『ホステル』。あれは、きましたね。

    モモコ:カレーとかは?

    チッチ:食べ物を追求することがすごく好きで、最近はカレーばかり行ってます。あとは古着とかお洋服が大好きですね。

    お昼は伊丹空港でカレーでした #BiSH裏参勤交代

    モモコ:チッチはしっかりしているけど、ちょっと抜けているところがあって、そこがいい。

    チッチ:忘れ物とか抜けていることがよくあって、片方の靴下がないとか。最大の時は衣装を忘れたり。でも、どうにかしちゃいます。

    アユニ:チッチは長女だから、面倒見がよくて、私がお腹すいたといったら、いつのまにか何か買いに行ってくれてたり。

    どっかに行ったら誰かしらメンバーに似合いそうなものがあるとお土産を買ってくる。貢ぎ癖があります。

    ――貢ぎ癖って入れましょうか。

    モモコ:あと、私も人のこと言えないけど、よくMCで噛むよね。

    チッチ:大舞台に立つと、ちゃんとしないといけないところで、ちゃんとミスっちゃうんですよ。

    横浜アリーナでも、自己紹介のところで噛んだ。プロデューサーはそこがいいと言ってくれるんですけど、ちゃんとしなきゃなと思う。

    モモコ:噛むことで、場が和むんだよね。

    ――チッチさんはライブが趣味ですよね。

    チッチ:もともと『銀杏BOYZ』が好きで青春パンクにのめり込みました。『銀杏BOYZ』と『サンボマスター』が私の中での2大ヒーローで、バンドが好き、音楽が好きでずっと生きてきました。

    昔弱っちかったあたしに 勇気をくれたサンボマスターの ツアーファイナル、最高なの やった気がします 初めてセットリスト考えた。 毎日余裕なんてないけど 今日みたいな日があるから よゆーで生きたくなる。 あなたさんのそうゆうのに なりたいと思った和歌山 でしたありがとう、また! https://t.co/ZIY0jk4SdG

    「サンボマスター」と対バンした際のチッチの投稿

    BiSHに入ってからも積極的にライブに通って、若いバンドとか交友関係も広がっています。

    BiSHは「楽器を持たないパンクバンド」と言っているんですけど、『銀杏BOYZ』の峯田和伸さんからは「アイドルじゃなくバンドなんだったら、チッチちゃんはおばちゃんになるまでやらなきゃだめだ。アイドルは儚く短いから美しく散っていくものかもしれないけれど、バンドは長く続けた方が強くなるから」と言われました。

    銀杏BOYS峯田さん。 気さくに話してくれた( ; ; ) ステージ袖でライブ観させて もらって、うるうるしてた ありがとうございます。 ありがとうございます。

    峯田さんからは「役者やらないの」とも言われていて。

    私が舞台を見るのが好きなのもご存知で「やってみたいならどんどんやった方がいいよ。なんか面白いですよ、あれ」と言われました。いろんなきっかけをもらいました。

    ――では、次にモモコグミさんの番です。まず、どうしてBiSHに?

    モモコ:もともと人間観察が好きで、アイドルになりたい女の子を観察したくて、オーディションを受けました。集団面接だから、楽しめました。

    チッチ:本(2018年に出版された『目を合わせるということ』)を出したことは略歴に入れた方がいいよね。

    シンコーミュージック Via Amazon

    モモコグミ・カンパニーがBiSH加入から現在までを綴った著書『目を合わせるということ』

    モモコ:趣味はお笑いが好きですね。

    めっちゃ仲良い子とお互い「ジャルジャル」さんが好きだったので、一緒に漫才コンビを組んで「ハイスクールマンザイ」(高校生限定の漫才コンテスト)に出たことがあります。

    担当は私はボケがやりたかったんですけど、相手もボケがやりたくて超ケンカしてました(笑)。

    ネタについてはほぼ記憶がないんですけど、放課後にファストフード店でメロンソーダを飲みながら、ポテチ食べながらネタを書くのが超楽しかった。

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    思い出を振り返るモモコ。

    チッチ:今はツッコミですね。BiSHにツッコミどころがある人が多すぎて、ツッコミたくなると思うんです。

    アユニ:「なんやねん」ってめちゃ言ってる(笑)

    モモコ:趣味は本を読んだり、純喫茶巡りです。一時期生きがいで。神保町とかすごく好きですし、めっちゃ住みたいんですけど。

    Via honcierge.jp

    読書好きが高じてホンシェルジュにて連載もしている。

    作詞家としてのモモコグミカンパニー

    チッチ:モモコは言葉が強くて、BiSHの中で歌詞で核になってるなと思います。それはウィキペディアに書いてほしいです。

    ――モモコグミさんが作詞した曲で、2人がおおっと思った歌詞は

    チッチ:めっちゃある。『Nothing.』は BiShだけでなく、BiSのことも散りばめられてるんけど、でも苦しさがなくて。

    BiSHってメンバーにとっていろんな捉え方があるんですけど、私にとっては苦しかったことばかり覚えていて。

    それをモモコは綺麗にBiSHに転換、過去と未来の話に捉えてる。

    <FiNAL DANCE放たれて 始まる景色の先を>という歌詞を見たとき、自分の視界が広がった気がして、衝撃を受けました。私にはこんな歌詞、書けないやと。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    ライブで披露された『Nothing.』。BiSの楽曲『FiNAL DANCE』のアンサーソングとも言える。

    モモコ:『Nothing.』は初めてプロデューサーの渡辺さん(淳之介)に言われた訳ではなく、自分で書いた歌詞です。

    アユニ:「ウォント」の歌詞をモモカンが書いたというのが驚いた。チッチだと自己紹介でも「彼氏は2人まで」だと言っているからわかる気がするんけど。

    モモカンが恋愛の歌詞を書いていて。あの歌詞って恋愛だよね?

    モモコ:恋愛だよ。

    アユニ:あの歌詞の世界のような恋愛をしてきたんだなって思いました。<何が欲しい? 無くしたもの全部>とか。モモカンには恋愛のイメージはなかったんだけど...。

    チッチ<ゆらゆらと恋にこがれて くらくらして>とか書いてるしね。意外と恋愛、散りばめられてるよね。『DA DANCE!!』とか。

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    モモコ: 恋愛の歌詞はBiSHに入る前のことが多いですね。普通に、好きな人はたくさんいたんですけど。

    メロディーを最初に聴いて「ウォント」だったら絶対恋愛、ビジュアル系っぽい恋愛を書きたいなと思ってました。

    恋愛って叶ったら幸せじゃないですか。でも叶ってないときの方が、私の中では言葉が出て来やすいんで。

    だから、失恋の歌詞が得意(笑)。その方が思うことが多いので。

    チッチ:失恋している方が書きやすいって、なんかバンドマンみたいだね。

    あとモモコはグループの「あまのじゃく」担当なんですけど、性格は本当に天邪鬼です。

    モモコ:私は好きだと思ったら「嫌い」っていうタイプですね。ただ、最近少し治ってきたよね。

    チッチ:うん。社交性が現れてきた、この3年で。最初は交友関係を持たないし、遊びとか誘っても来ないタイプだと思っていて。

    グループ結成して最初の頃は誘ったんですけど、ことごとく来なかったですね。

    チッチお誕生日おめでとう!🌟 チッチの笑ってる顔が大好き! これからも笑顔でいこう✌🏻️

    今では多分、仲良し

    モモコ:えっ、覚えてないんだけど。チッチに誘われたことあったっけ?

    チッチ:あるんだよ。で、そこから2年くらい誘わなくなって、最近は飲みに誘ったら「あっ行こうかな」って言ってくれるようになった。

    モモコ:BiSHに入ってから、他のメンバーはアイドルだったりしたけど、自分だけド素人だったので、余裕がなかったんです全然。BiSHのことしか考えてない3年だったので。

    「乙種第4類危険物取扱者」を持ってます

    ――最後にアユニさんですね。

    アユニ:私は略歴を考えてきました。BiSHを受けたきっかけ。

    モモコ:おっ、すごい。

    Tatsunori Tokushige / BuzzFeed Japan

    アユニ:北海道で学生生活を過ごし、BiSHのオーディションをTwitterで発見し、好奇心で応募。

    1500人以上の応募者がいる中、出来レースだと思ってたけど、受かった1週間後には学校を辞めて速攻で上京して、上京するのが早すぎて、ちょっと引かれる。

    チッチ:引っ越してくるのが準備期間の1か月前だったよね。

    アユニ:高校はそんなに楽しくなくて。工業高校で女の子が少ないし、女の子はみんな「イェ〜」みたいな感じだったんで。スカートとかめちゃくちゃ短いし。

    ――変わった資格を持ってるんですよね。

    アユニ:はい。「乙種第4類危険物取扱者」を持ってます。持ってるとガソリンスタンドの時給が上がります。

    あと趣味もまとめてきました。

    趣味はネットサーフィンと、映画と漫画と漫才を見ること。あとメイク、化粧です。

    チッチ:漫才だと「アインシュタイン」の稲田さんにハマってるよね。すっごい好きで、 LINEの名前も稲田さん。

    アユニ:推しメンです。人として好きです。男性としては好きじゃないです。男性としてならARuFaさん(人気ウェブライター)。

    昨日のライブにARuFaさん来て下さった "元気になりたい時に見る用"ですが皆さんに特別に共有します(私めちゃキモでウケるな)

    ARuFaとの2ショット

    ――2人のアユニさんの印象はどうですか?

    チッチ:最初は本当にしゃべれなくて。初めて会った時は2人だったんですけど、「あっ...あっ...あっ... 」しか言わなかったです。『千と千尋の神隠し』のカオナシみたいだった。

    モモコ:そうだね。真っ白だった。北海道から上京してきたから肌もすっごく透明で、すっぴんでもめちゃ綺麗だった。

    デビューした頃のアユニ・D。

    チッチ:アユニのお姉ちゃんがもともとすごくBiSHのファンで、よくお姉ちゃんの話をしますね。

    アユニ:お姉ちゃん子なんで。シスコン...。

    モモコ:すごく器用だと思います。私が3年間かけてできたことを、1か月くらいでできちゃう感じです。元から運動神経がいいのもあって、ダンスや歌の成長がすごいです。ポッと行けちゃう感じ。羨ましいです。

    #バズリズム #KiLLERBiSH #アユニさん

    テレビ番組でアユニへの脅威を語るモモコグミカンパニー

    チッチ:天才肌というよりか、ポテンシャルが高い感じです。もともと持っている能力が高いし、成長率がすごい。

    ――メンバーとしゃべるようになったのはいつなんですか。

    アユニ:リンリンと仲良くなったとき。自分的にはメンバーで一番怖くて、会うのが最初は嫌なくらいだったんですけど。

    私もしゃべらなかったので、無口キャラでかぶっていたので、嫌われていて。

    モモコ:何度もリンリンに言ったのに、どこもかぶってないって。

    アユニ:私、本当にしゃべれなくて。でも、一回アイナちゃんが喉で休養期間で、リンリンに回転寿司を誘われて食べに行ったんです。

    そこで初めてちゃんとしゃべって、この人こんな人なんだとわかって。

    今までリンリンが私に対し嫌いオーラを出していたから、メンバーも私もしゃべりにく買ったんですけど、それが消えました。

    こんばんはアユニDとお寿司を食べてプリクラ撮りました🍣。 本当に嬉しいこのプリクラとれて #りゅうちぇる最高

    おそらく打ち解けたのはこの頃。

    チッチ:リンリンって嫌いオーラが出るとわかる。私も嫌われていたんですよ。めっちゃ嫌われていて、5人になってから好いてくれるようになって。だからアユニの気持ち、めっちゃわかる。

    モモコ:裏の支配者ぶりがハンパないなあ(笑)

    3人の今後の夢は?

    avex

    ――最後に BiSH、そして個人として今後ウィキペディアに掲載したいこと。ようは目標ですね。

    チッチ:BiSHでは海外でライブをしてみたいというのが個人的な夢です。自分個人としていろんなことに挑戦したい。女優さんも挑戦して楽しかったので、いろんなことをやってみたいです。

    モモコ:私はいしわたり淳治さん、松本隆さん、高橋久美子さん、さくらももこさんと尊敬している人が、書いている人が多いんですね。

    自分は今、表に出ているけど裏のこともやりたいというか。BiSHにいるだけじゃなく、何か作詞だったり、言葉に関わることをやりたいと言うのは大きいです。

    アユニ:BiSHとしてはみんなが行きたいところが、私の行きたいところです。

    個人として技術はないけど、やってみたいことはいっぱいあります。

    自主制作の短編映画も作りたいし、自主制作アニメも作りたいし、アクション女優にもなりたい。パルクールも3か月くらい、ちょっとやっていて。

    チッチ:映画を作ろうよ。私も専門学校で作ってたから手伝えることあるし、モモコも一緒に作れるよ。

    モモコ:私、作ったことある。映画部だった。

    アユニ:私も5分くらいの自主映画作ったことある。3人でやろうよ。私が監督で、モモカンが脚本で、チッチがカメラで。

    モモコ:主演は誰? ハシヤスメ・アツコで撮ろうよ。

    アユニ:それはやだ。コメディーになるじゃん。パンクなのがやりたい!

    最後に現在シングル「Life is beautiful / HiDE the BLUE」「NON TiE-UP」が絶賛発売中です。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    【訂正】

    記事に対し、ウィキペディアの「自分自身の記事」「特筆性の乏しい人物の宣伝行為」を禁止する規約に違反しているとのご指摘をいただきました。ウィキペディア上の記事は現在、削除されております。

    ご指摘を受け止め、見出しやウィキペディアへのリンクなど、記事を一部修正させていただきました。