12月16日に「第4回 JUNONガールズ」が東京・恵比寿にて開催されます。
このコンテストは武田真治、伊藤英明、小池徹平など人気男性モデルを輩出してきた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の女性版。応募者1万2100人の中から選ばれたファイナリスト15人の中からグランプリが決定します。
女の子たちにとっては憧れとも言えるモデルのオーディションですが、実際には何をしているのかわかりません。
BuzzFeedでは30人からファイナリスト15人を絞るカメラテストを取材しました。
カメラテストに臨んだ30人は全国で行われた3度の審査をクリアしています。
昔と違い「最近の子たちは自撮りや写真の加工がうまいので、書類審査を通って面接すると全然違う場合もありますよ」とはオーディションの関係者。
なるほど、オーディションも時代によって変わって来たようです。
カメラテストで着る白いTシャツ、短パンにも意味が
この日のカメラテストでは指定の衣装と本人の私物による私服の撮影、さらに面談が行われました。
参加者たちは未成年が多いということもあり、親同伴の子が目立ちます。
東京近郊だけでなく、名古屋、大阪、遠くは鹿児島と地方から来ている子も多く、驚きました。オーディションを受ける子だけでなく、同伴する親の目も真剣です。
指定の衣装は白いTシャツに短パンというシンプルなもの。
スタッフさんに理由を聞くと「シンプルなので、個人の似合う似合わないの差が出ないから選ばれています。あとは手脚の長さが分かるようにするためです」と教えてくれました。
写真テストでは、PCにリアルタイムで送られてくる撮影写真を真剣な表情でスタッフさんたちが見ています。
どの子たちもかわいらしく見える一方、緊張や場慣れの差から表情がうまい子、硬い子に別れているように見えますが、表情のうまさはあまり選考には影響しないそう。
「写真テストで見ているのは脚の綺麗さですね。モデルオーディションなので、O脚の子はグランプリにはなかなか選ばれないと思います」
「あとは輪郭、顔の歪みなどを見ています。おでこは広すぎない方がいいですね」
撮影ではプロによるメイク、ヘアスタイリングも行われます。
オーディションに参加した女の子の誰もが、撮影は緊張したけどプロによるメイクをしてもらったのは嬉しかったと話していました。
「髪型は女の子の希望を聞きますね。私服はだいたい決めてくるので、中にはこんなのどう?と提案することも」とはメイクさん。
髪やメイクをする最中、女の子たちの緊張が解くよう、話で盛り上げていて、さすがです。
ちなみにメイクをしてもらっていた中学3年生の倉野尾愛美さん。実はAKB48の倉野尾成美さんの妹。めったに東京には来ることがないからと前日にはディズニーランドを満喫したそう。
私服撮影では参加者がそれぞれ思い思いの衣装を着たが、一番印象的だったのが群馬出身の原花奈妃さん(19歳)。
「自分の私服がどうなのかと色々考えたけど、撮影ではうまくできました」
海外のスナップを参考にしているそうで、普段からこんなかっこいい服装だそうです。
参加者はこれが初めてのオーディションという子から、23歳で最後のチャンスと思っている子までと様々。将来の夢もファッションモデルから、モデルをステップに将来は女優とこちらも様々。
この中から将来のスターは誕生するのでしょうか。結果は明日です。