ポーラ・ソフィア・ガルシア・エスピノは5月24日、ソーシャルメディアで多くの人がやっていることをした。メキシコでの休暇中に撮影したキュートなセルフィーを、いくつか共有したのだ。
ところが、バスルームの洗面台に座っているこの写真を見たとき、人々は目を泳がせ、エスピノに焦点が定まらなかった。
写真を見ればわかると思うが、このバスルームのデザインは、見ず知らずの数千人を困惑させた。@virtualcryというユーザーが最初に指摘したように、トイレットペーパーの位置がとても高く、そもそも便器から離れている。
何だコレ??
どうやって使うのだろう? ユーザーエクスペリエンスはどうなっているのだろう? おそらく使い勝手は良くないと、人々は憶測を巡らせた。
そのとき誰かが、便器の下にタオル掛けがあるように見えると指摘した。
なぜ?
しかも、ドアと便器の間にコンセントの差し込み口がある。
トイレでInstagramを見るには最適だが、そのほかのことには便利ではなさそうだ。ここを使おうとすると、長ったらしいコードが必要になってしまう。
「便器が充電しているみたいに見えるし、トイレットペーパーは1000フィート(約304メートル)も離れてる。ドアの向こうには『ナルニア国物語』の世界がありそうだね」」
バスルームのデザインにおかしなところが3カ所も見つかったことで、人々の困惑といら立ちは深まった。
「誰がこのバスルームを設計したの?」
「わざわざ立ち上がって、トイレットペーパーを取りに行くわけ???」
「このバスルームは優先順位がでたらめだよ」
私たちはジャーナリズムの世界に身を置く者として、エスピノに真相を尋ねてみた。すると、エスピノはいくつかのヒントを与えてくれた。少なくとも知っている範囲で。
まず、このバスルームはエスピノの叔母のものだ。エスピノはメキシコでの休暇中、叔母の家に滞在していたという。
エスピノはBuzzFeed Newsのリクエストに応え、叔母から情報を聞き出してくれた。
* 「叔母は、便器の下のタオル掛けは全然使ってないと言ってます」
* 「叔母は、便器に座りながら電話を充電し、いつも何時間も長電話してるそうです」
* 「ヘアドライヤーとかの電化製品については、たしかに、鏡の近くに立てないのは困ってるそうです」
* そして、最大の問題点について。エスピノはすべての人に安心してもらうため、便器のすぐ横にもトイレットペーパーがあると言った。
「正直に言うと、大勢の人が指摘するまで、ヘンだってことには全然気づかなかったわ」と、エスピノは笑いながら話した。
ようやく謎は解決した。きょうも良い一日を!
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:米井香織/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan