こちらはトロントに住むマシコット一家。パパのエリックとママのキム、6歳のライアンと4歳のピーターです。

マシコット夫妻は、バズフィードニュースの取材に、朝の支度を急いでしている間、子どもたちにウォームアップ(気晴らしとも言う)として、読書かお絵かきをさせていたと語りました。

ある月曜日の朝、ライアンは弟に家をどうやって描くのかを見せようと、家の壁をキャンバス代わりにしてしまいました。

エリックとキムが学校に持って行くバックパックに注意を払っていた、ほんのわずかな時間でした。キムが壁の絵を見つけ、「ああ、大変! 何をやってるの! 壁の前からどきなさい」と叫んだのです。
怒られるかと思って子どもたちは隠れていたけれど、すぐ家を出なくてはいけない時間だった。
エリックが学校から子どもたちを連れ帰り、家に戻ると、彼の妻がクリエイティブでおちゃめな解決策を、その落書きに施していました。落書きは、壁に無許可で半永久的に設置されるアート作品になっていたのです。

彼女は落書きの上にフレームを貼り付け、本物のアート作品風にラベルを添えていました。
「中断された家 (2017年作)」というのが、ライアンの作品につけられたタイトルです。ラベルには、「ラテックス塗料、マーカー。両親にサプライズで贈られた」と書かれていました。
エリックはそれを見てすぐに笑い出しました。でも子どもたちは、とても慌てていました。

「子どもたちは二度とやってはいけないということをわかっています。みんなにしでかしたことを知られてしまったのです。それに、壁に絵を描くのはもうタブーではありません。だから同じことを繰り返すのはおもしろくないでしょう」とエリックは語りました。
キムのユーモアのセンスに感銘を受けて、エリックはツイッターにシェアし、それは多くの人々にシェアされました。人々はライアンの抽象画とキムの実生活に役立つ解決策の両方に感銘を受けました。
@DrMassicotte Your property value probably doubled considering that it is now both a residential dwelling *and* an… https://t.co/PDMo3nQ3GL
子どもたちはやってはいけないことをするだろう。ユーモアのセンスがある人と結婚するのは、こんなにも素晴らしい。
住居とアートギャラリーの両方があることを考慮すると、資産価値はおそらく2倍になったでしょう。また子どもたちが同じ間違いを繰り返さないように。
This is fantastic! How a great sense of humor can save the day! https://t.co/15uMyUI9rQ
素晴らしい。面白いユーモアは1日を明るくするね!
The type of parent I hope to be one day https://t.co/EGEEapCfht
いつかこんな両親になりたい。
それを見た子持ちの人々は、自分たちの我が子の「グラフィティアート」をシェアし始めました。
@DrMassicotte @maitelsadany Wish we'd framed this back in 2013. My better half painted over it for me, his heart wa… https://t.co/XxUcATSUpR
私たちも2013年の作品をフレームに入れて飾ればよかった。私の伴侶は私のために塗りつぶしてくれて、彼の気持ちは落ち着いたけれど。「Shannon Reynolds=私のママは、いつまでもずっと私の親友 ペッパーより」
@DrMassicotte I have this on my wall at home.
私はこんな作品を持ってます。「このお手紙を書いて、痛みます❤」
マシコット夫妻は、この美術館の展示をしばらくは続けるといっています。「私たちの家に楽しい思い出として残るでしょう」とエリックは語りました。

明らかにライアンにとって、壁に絵を描く経験はそれほどいいものではなかったようです。「どちらにしても、息子は紙のほうが良いといっていましたよ」
この記事は英語から翻訳されました。