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本「プラスチックなんてクソ食らえ」、ビニールに包まれて販売される

過剰包装が問題視されるようになる中、プラスチック製品の使用をやめる生活を推奨した本をビニール袋で包装した店が非難を浴びた。

「超おもしろい事実。アーバン・アウトフィッターズが、この本をビニール袋で包装している」

really enjoying the fact that urban outfitters decided to wrap this book in plastic

米衣服メーカー「アーバン・アウトフィッターズ」で販売されていた本の写真をツイッターに投稿したサラさん(@sarahlostctrl )。

本のタイトルは『F**K PLASTIC(プラスチックなんてクソ食らえ)−プラスチック製品の使用をやめて地球を救う101の方法』。

タイトルからも分かるように、プラスチック製品の使用を減らす生活を提案する内容の本だ。

しかし、ツイッターの写真をよく見ると、販売されていた本は、ビニールで包装されている。

なお、日本ではこうした合成樹脂を使った袋や包装は、一般的に「ビニール袋」「ビニール包装」と言うが、英語では、これらも「プラスチック」と呼ばれる。

プラスチック製品の使用をやめるよう推奨している本を”プラスチック”で包装したアーバン・アウトフィッターズに対し、サラさんは皮肉たっぷりの言葉と共に疑問の声を投げかけた。

もちろん、彼女のツイートはネット上で注目を集めることとなった。

サラさんはBuzzFeed Newsの取材に対し、本はロンドンにある店舗で見つけた、と語った。

「(同本をビニールで包装する)偽善的な行為が面白いと思ったのと同時に、悲しい気持ちにもなった」

「企業がグリーンウォッシング(企業イメージのために、うわべだけ環境保護に積極的みせること)をしたり、『社会や環境に優しくすること』を流行りや利益を得るための道具としか見ていないのは悲しい」

ツイッターの反響を受けて、「商品の物流過程と販売に至るまでの過程で、不必要なプラスチックの使用を無くすことを目標にする」と アーバン・アウトフィッターズはBuzzFeed Newsに語った。

また先日、同会社の代表者は「商品の輸送中の破損が無いように商品を保護しながらも、出荷や流通過程に出る不必要なプラスチックは取り除けるよう早急に動いております」という声明を出した。

BuzzFeed Newsは今後の対応について同社に問い合わせたが、返答はない。

サラさんのツイッターで話題になる前にも、この本の包装問題は度々ネット上で指摘されていた。

「昨日、アーバン・アウトフィッターズで『F**K PLASTIC』っていう本が売られていたんだけど…プラスチックで包装されてない?」

went to @UrbanOutfitters yesterday and they’re selling a book called ‘F**K PLASTIC’ and it’s, well, wrapped in plastic? #whatisthis


「最高な本!プラスチックで包装されて届いたけど…笑」

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「包装がプラスチックだったのが残念だけど、いい本だったよ」

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「アーバン・アウトフィッターズは、出荷に使用するプラスチック製品の『リサイクルプログラム』を実施している」と責任者は語る。

「同社や販売会社は、今までの悪い習慣を断ち切り、より良い環境作りの努力をしなければならない」

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この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン