下記のツイートが話題になっています。
友人宅にて 友「晩メシ食ってく?ラーメンならあるよ」 このセリフからまさか製麺作業が始まるなんて予想だにしてなかった
まよいさん(@mayoimai2)が、友人宅にて「晩メシ食ってく? ラーメンならあるよ」と聞かれたところ、製麺作業から始まったそう。
できあがったラーメン。コンセプトは「魚介の風味香る煮干しラーメン」

BuzzFeedは、投稿者を通じてこの友人に話を聞きました。
ーーなぜ、ここまでこだわるのでしょうか?
私としては、こだわっているつもりではないですよ。ご飯を炊くなら炊飯器を買うように、麺を打つなら製麺機を買っただけです。
また、どうせ食べるならおいしいものの方がいいですし、今もいろいろと試行錯誤はしています。
ーーインスタント麺でもいいのでは?
インスタント麺もおいしく食べますよ。しかし聖書に「人はメンのみにて生きるにあらず」とあるように人間は物理的な麺のみでは生きていけず、精神的に豊かな麺も必要なのです。
そんな言葉、なかったでしたっけ?
ーー将来はラーメン屋を目指しているのでしょうか?
興味はありますが、目指してはいないです。気分によって味を変えるのでお客様に出せるような品質ではないので。
ただ、その辺りを分かってくれる友人などに料理を作るのは好きですよ。

また、ご友人はこのラーメンのレシピを教えてくれました。製麺機は、田中式製麺機というものらしく、オークションで1万円程度で落札したそうです。
※材料はすべて3人前。
▼麺
・強力粉(はるゆたか)450g
・水 190ml
・塩 3g
・粉末かん水 3g
1.粉をふるいにかけ、水を3回に分けて生地を作る
2.生地がまとまったら口の閉じる袋に入れ足で伸ばす
3.袋いっぱいに伸ばしたら冷蔵庫に入れ一晩
4.製麺機に通して麺を作る
▼スープ
・水 2l
・青口煮干し 100g
・白口煮干し 100g
・羅臼昆布 20g
・干し椎茸 中サイズ3つ
・サバ節 30g
1.前日からすべてを混ぜ、水出ししておく
2.水出ししたスープを超弱火で火にかけ、蓋をしないままゆっくりと加熱する
3.沸騰したらサバ節を加え弱火のまま煮出す
4.煮干しの香りがふわりと感じられればOK
物足りない場合は綿棒で煮干しを潰す
▼タレ
・醤油 50ml
・みりん 30ml
・能登の塩 5g
・後述のチャーシューを煮込んだタレ 50ml
・宗田節の出汁醤油 50ml
1.出汁醤油以外を混ぜて火にかけひと煮立ちさせる
2.荒熱が取れたら出汁醤油を混ぜ一晩寝かせれば完成
▼チャーシュー
・豚もも肉 500g
・ネギの青いところ2本分
・ニンニク 3個
・生姜 6スライス
・酒 100ml
・水 適量
・醤油 50ml
・みりん 50ml
1.肉を一度下茹でしアクを取る
2.ネギ、ニンニク、生姜、酒を鍋に入れ、水を肉がひたひたなくらいに足す
3.弱火で2時間煮込む
4.醤油、みりんを加え更に2時間煮込む このとき水がすべて蒸発してしまいそうなら随時足す
5.煮込み終わったら完成
6.この時の茹で汁を煮詰め、タレに加える
▼メンマ
・乾燥メンマ 20g
・酒 100ml
・創味シャンタンDX 10g
・醤油 10ml
・みりん 10ml
・砂糖 10ml
1.乾燥メンマを水に漬け冷蔵庫に一晩置く
2.水を取り替え、メンマを鍋に入れ30分茹でる
3.火を止めたら常温に冷めるまで放置
4.2と3を五回、二日かけて臭いが取れるまで繰り返す
5.メンマが好みの硬さに戻ったら調味料を混ぜた鍋で煮詰める
6.汁が無くなるくらいまで煮詰めたら完成