有名おもしろ画像「国鉄のにおいがムンムン」 本人に当時の話を聞いた

    彼も成長しました。

    突然だが、この画像を見たことはないだろうか?

    #今の小学生は知らない 国鉄のにおい

    寝台列車「日本海」が廃止になるときのニュース番組で、少年2人が取材を受けているシーンだ。

    記者から「日本海のどこが魅力?」と聞かれ、「国鉄のにおいがムンムンするから」と答える。

    すると、「国鉄時代生まれてないでしょ?」と論破される。そのときの表情と受け答えがユニークでネット上でたちまち拡散。

    現在でも、2ちゃんねるなどのまとめサイトなどで、「おもしろ画像」「有名インタビュー」として見かける。

    BuzzFeed Newsは、この少年に接触。当時のことを聞いた。

    「内心はタジタジ…」本人が当時を語る

    とさろくさん(@ef651036jrf)は、インタビュー画像左の子。例の「国鉄のにおいがムンムンするから」と答えた少年だ。

    インタビューを受けたときは、中学一年生。5年が経過し、いまは18歳。高校三年生になっていた。

    @ef651036jrf / Via Twitter: @ef651036jrf

    ▲当時と変わらないね…

    大阪府在住。当時のことを語る。

    「大阪駅で『日本海』を撮影して、帰ろうとしたときに取材班に『どう? 上手く撮れた?』と声をかけられ、インタビューを受けました」

    「はじめは、『この列車がどういうものか』などの質問を投げ掛けられ、応答はほとんど右側の子が答えていたのですが、最後に『日本海のどこが魅力?』と聞かれ、右側の子がたしか『昔ながらの列車が今も走ってるところに魅力を感じます』と答えました」

    「その後に私が『国鉄時代のにおいがムンムンする』と言って、結果的にそれが放送されたという感じです。生まれてないでしょ? と言われた後は『博物館の展示物のようなほこりっぽい年季の入ったにおい』という趣旨の返しをした記憶があるのですが、細かくは覚えていません。まぁ内心はタジタジでした(笑)」

    当然、国鉄時代は生まれていないが、「あくまで比喩として使った」と話す。

    画像右の少年は、同じ部活に所属する友人だ。

    拡散、気付いたのは1年後

    @yokokaruef63_1 / Via Twitter: @yokokaruef63_1

    ▲自身で当時を再現する

    先述のように、このシーンは切り抜かれ、ネットで拡散。aa(アスキーアート)やパロディ画像が作られるほど盛り上がった。

    本人はどう思っているのか?

    「拡散されているのに気付いたのは、インタビューからちょうど1年後でした。学校で騒ぎになってて、初めて知りましたね。びっくり半分、今さら感半分でしたね」

    「最初は、抵抗もありましたが、いまはもうなんとも思いませんね。むしろ『もうどんどん使ってくれ』って感じです」

    ネットユーザーに言いたいことは? との問いには、「強いて言うなら、今後もお茶の間に出てきたり、タイムラインに出てきたりしたら、温かい目で見守ってやってください(笑)」と話す。

    やっぱりムンムン……?

    話が根本に戻るが、いつから鉄道ファンなのか? その魅力は?

    「物心付いたときには、もう好きでしたね。電車好きの小さい子どもが、そのまま成長した感じです」

    「鉄道の魅力ですか? 国鉄のにおいが……と言いたいところですが、実用一番の中にあるデザインや、周囲の街との絡みの物語や歴史とかに興味を惹かれますね」

    最後に筆者の祖父が、かつて国鉄職員だったことを伝えた。

    「え、国鉄の職員だったんですか!! ムンムンする職業……」


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