ローソンの人気商品「からあげクン」が、今年で発売から30年になります。

「指でつまんで歩きながら食べられる」ホットスナックとして、1986年に誕生したからあげクン。
価格はいまだ発売当時と変わらず、200円でローソンのオリジナル商品の販売売上トップ5のうち3品が、からあげクンシリーズという大人気商品です。
それを記念して4月4日、ホテルオークラ東京で「からあげクン誕生30年ロングセラーの秘密」記者会見が開かれたので、BuzzFeedも出席してきました。

「発売から累計25億食を突破しました。からあげクン1個は4センチなので、地球12周分になります。地球から月まで換算すると、月に到達して折り返し、地球に帰還する3分の1まで来ましたよ!」と竹増副社長。
宇宙で例えられるとすごい感じが出ますが、よくわからないです。
イメージキャラクターのからあげクンも会場に来ていました。初めて聞いたのですが、これニワトリではなく、妖精らしいです。

さて、この日の目玉は、歴代のからあげクン10種類が食べられること。ホテルオークラに並ぶと、一気に高級なものに見えます。

からあげクンの給仕をするホテルオークラのスタッフさん。かっこいい。

ご当地食材を使用した「北海道焼きとうもろこし味」や、「俺のフレンチ監修 オマール海老のロースト風味」などもあったのですが、これがワースト商品ですぐに姿を消した「まつたけポン酢風味」。

さすがワースト商品。おいしくないというか、まつたけの味がしませんでした。
などとほかの記者と話していたら、「え、普通においしくない?」と隣で竹増副社長がいました。やべ。

個人的に1番おいしかったのが、唯一、鶏もも肉を使用した「スーパー」。からあげクンより、さらに歯ごたえが柔らかく、さっぱりしていました。

からあげクンを皿にいっぱい盛り、食べ尽くしました。さすがに胃がもたれますね……。

ここでからあげクンの開発を担当しているカウンター商品部・吉田祐子さんに話を聞いてみました。

ーー新しいフレーバーってどうやって思いつくんですか?
普段の生活でなにかを食べている時は、「これをからあげクンにしたらどうなるんだろう……」とは常に考えていますね。生活の一部に、からあげクンが染み付いている感じです。
ーーやはり毎日からあげクン、食べているんですか?
そうですね。ほぼ毎日です。1日最低でも1個は食べているので、月に30個は食べていることになりますね。
ーー正直、飽きないんですか?
飽きないですよ! からあげクンは鶏胸肉を使用しており、さっぱりしているので。あと、からあげクン、大好きですし。
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明日からは、「でからあげクン 夢のミックス味」が340万食限定で発売されます。通常のからあげクンより大きく、1粒で「チキン風味」「チーズ味」「レッド味」が楽しめるというものです。

ほかにも5月31日には、「でからあげクン ゆずポン味」。6月28日には、「でからあげクン 世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味」が発売されます。
小腹が空いた時やお酒のおつまみにも合うからあげクン。新フレーバー、気になる人はぜひ試してみてください。
「みんな、食べてみてね!」

「あの子、可愛かったなぁ!」


