90歳のおばあちゃんが東京オリンピックで通訳のボランティアを目指します!!

    孫とLINEで勉強する姿にほっこり♡

    「今年90歳になるうちのおばあちゃんが『東京オリンピックで通訳をやりたいから英語を教えてほしい』と言うので、毎日1個ずつLINEで英単語を送るというのを始めました」

    Twitterで、あばあちゃん英語(@Grandma_English)というアカウントが話題になりました。

    そのやりとりに「90歳なのにすごい!」「ほっこりしました😍」など声が寄せられています。

    BuzzFeedは、このアカウントを運営している孫に話を聞きました。

    スマートフォンを使いこなすおばあちゃん。

    英語を勉強しているのは、今月で90歳を迎える高見澤摂子さん。

    孫たちは海外に行く機会が多く、日常でも英語を使っていたら摂子さんから「勉強したい!」と要望があったそう。そして、今年初めから1日1個英単語を覚える勉強が始まりました。

    別々に暮らしている孫との勉強方法はLINEです。

    LINEに家族グループがあったのですが、ガラケーだった摂子さんはグループにいませんでした。会話に置いてけぼりになることもあったそうです。

    摂子さんは自分でスマートフォンに機種変更。そこからLINEを始めました。

    勉強のやりとりがおもしろく、孫がFacebookに公開したらたくさんの「いいね!」がついたそう。「家族や友人から『Twitterにも公開してみたら?』と催促されたのがきっかけです」と孫。

    「目的ができれば勉強、努力は惜しまないんです」

    摂子さんはLINEだけでなく、Twitterも使いこなします。

    摂子さんのアカウントがこちら。

    Twitterは約8年前から更新しています。孫はこのように話します。

    「機械に強いわけではないんですよ。けれど、目的ができれば勉強、努力は惜しまないんです」

    「みなさんから『90歳なのにすごい!』と声をいただいたのですが、家族からしたら普通なので今回『あ…うちのおばあちゃん、普通じゃなかった』とあらためて気づきました(笑)」

    いまではLINEでデコ文字も使いこなしているそうです。

    勉強を始めてから「生きられるような気がする」

    東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まったとき、摂子さんは「オリンピックまで生きていられるかわからない」「Twitterアカウントを閉じるとか終活しないとね」と言っていたそうです。

    けれど、英語の勉強を始めてからは、「生きられるような気がする」と言い、ついには通訳として東京五輪のボランティア参加に意気込みをみせています。

    孫は「最近では動詞も覚えたのでどこまで上達するか楽しみです」と話します。

    摂子さん、これからも勉強がんばってください😍!