富士急ハイランド「新ドドンパ」が逆走するトラブル 営業開始から2日目

    目撃者に話を聞いた。

    7月16日午後、山梨県富士吉田市にある遊園地「富士急ハイランド」のアトラクションでトラブルが発生した。

    トラブルが起きたのは、同園のジェットコースター「ド・ドドンパ」。

    ド・ドトンパは同園の人気アトラクションのひとつ「ドドンパ」を改良したもの。従来のものに加速力や最高速度をアップし、スタートからわずか1.56秒で時速180キロに到達するという。

    コースも変更し、直径39.7メートル、高さ約49メートルの世界最大級のループを設置。3連休初日の7月15日に営業開始したばかりだった。

    目撃した10代の男性は、BuzzFeed Newsの取材にこう語る。

    「鉄骨番長で並んでるときに気づいたのですが、ドドンパが止まってたんです。 15分くらい経ってからパークの人が来て、動き出したと思ったら、今度はループするところで逆走してしまいました。パークの人が、脚立を持って大慌てでコースの中に入っていきました」

    「少なくともけが人は出てはいなかったと思います。 大きな叫び声などもなく、混乱している様子はありませんでした。ドドンパ自体は、ループする前のトンネルで止まって、点検を受けていました」

    BuzzFeed Newsは同園担当者に原因など問い合わせ中。返答があり次第、追記する。

    UPDATE

    同園担当者によると、トラブルが発生したのは午後2時50分ころ。

    走行中にコースターのタイヤ1本がパンクし、減速。直径39.7メートルのループを超えることができず、逆走した。乗客は7人でけが人の報告はない。

    今後の対応については、タイヤ交換、点検をし、県の安全指導を受けた上で運行を再開する予定とのこと。