小さな命を救うため。ドライバーのみなさん「猫バンバン」の季節になりました

    寒い時期は特に注意が必要です。

    寒くなり、猫が車のエンジンルームに入り込む時期になりました。

    Aapsky / Getty Images

    猫は狭くて暖かい車のエンジンルームを好みます。運転手はなかなか気づきにくいところ。気づかずにエンジンをかけてしまうと、猫がベルトなどの回転部分に巻き込まれる痛ましい事故が発生します。

    これを起因した日本自動車連盟(以下、JAF)ロードサービスの出動例も少なくないとのこと。

    「猫は暖かい場所や狭い場所を好むようです。暖かくて狭く、風雨を防ぎ、人の気配も感じられないエンジンルームは最適な空間なのでしょう」とJAF広報部はBuzzFeed Newsの取材に話します。

    エンジンルームに入り込むのは猫だけでなく、ネズミやヘビ、鳥が巣を作る事例もあるそうです。

    小さな命を守るために私たちができること

    Vichai Phububphapan / Getty Images

    では、ドライバーは事故を防ぐためにどのような対策をすればいいのでしょうか。JAF広報部が話します。

    「車に乗り込む前にボンネットをぱんぱんと叩くことが効果的です。音に驚いて車から離れたり、鳴き声をあげたりしてエンジンをかける前に存在に気づくことができます」

    「しかし、叩かれたことに怯えてさらに奥へと逃げ込んでしまうこともあります。ボンネットを叩くだけでなく、開けて中を確認することも有効です。冬に起こるものと思いがちですが、JAFには通年でこういったトラブルの救援依頼をいただきます。『もう暖かくなったから』と油断せず、季節に関わらず確認していただければ」

    過去にはこんなケースも

    Twitterユーザーのなべぞさん(@muchbaron)。昨年11月のこと。車に戻ると、見ず知らずの人から「猫が車のエンジンの中に入っているかもしれません」と書かれた張り紙がワイパーに挟まれていました。

    @muchbaron

    急いで確認してみると、そこには猫が潜り込んでいました。

    @muchbaron

    助け出せないところにいたため、なべぞさんはJAFに要請。猫は無事救助されました。この後、なべぞさんは猫がいるかもしれないことを知らせてくれた人にお礼の手紙を宛てました。

    @muchbaron

    なべぞさんはBuzzFeed Newsの取材に話します。

    「幸い救助時には目立った外傷はありませんでしたが、知らずにそのまま走っていたら…と考えるとメモを残してくれた方には本当に感謝しております」

    「以前からボンネットは叩いていましたが、そこまで勢いよく叩かず『コンコン』程度で済ませてました。車はそう簡単には壊れませんし、猫バンバンには適切な叩き具合もあるようで、勉強になりました」

    メーカーも呼びかけています

    日産

    日産は「猫バンバン」の特設ページを公開中。SNSでの発信や「猫バンバン」のロゴを無料でダウンロード可能にしており、プロジェクト参加を呼びかけています。

    昨年の投稿ですが、日産の猫バンバンを呼びかけるツイートをホンダ公式アカウントがシェア。メーカーの垣根を超えた参加に賞賛の声が寄せられました。

    Twitter

    少しの行為で救える命。ドライバーのみなさん、エンジンをかける前にボンネットをバンバンしましょう。

    BuzzFeed JapanNews