8月6日午前3時8分ころ、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震があり、最大震度7を観測した。この地震による津波の心配はない。
札幌市中央区円山に住む80代女性は、「揺れですぐ目が覚めたが、揺れが大きく、起き上がれなかった。横揺れが長く続いて、収まったあとも気分が悪くなるほど」とBuzzFeed Newsの取材に話す。
6日午前9時現在、水道と電気は止まっている。自宅周辺では、信号などは止まっているが、地割れや火災などはみられないとのこと。
やるべきこと・やってはいけないこと
地震発生直後、なにをすべきで、なにをやってはいけないのか。東京都の防災情報ハンドブック「東京防災」からまとめた。
NGなこと
ガスや電気が通っている自宅などでは、ガスに引火する可能性がある。火はつけない。ブレーカーを上げない。電気のスイッチも触らないようにしよう。
被災地以外の人にとって大事なのは、不要不急な電話を控えることだ。被災直後は、電話回線がパンクする恐れがある。用がないなら、電話は絶対にやめる。
発生直後の行動について
自宅にいる場合の注意は次の画像にまとまっている。
移動中の注意点
落下物や、切れた電線などにも注意がいる。
避難したほうがいい?
避難を判断するための、フローチャートがまとまっている。もし、家族が離れ離れになっている場合は、自宅に安否メモを残す、電話会社が提供している災害用の伝言サービスを使うことが大事だ。
避難する際の注意
- ブレーカーを落とす
- ガスの元栓を閉める
- 災害メモを残す
- 伝言板、SNSで連絡する
2018年9月6日午前3時8分ごろに起きた地震で、震度5弱以上の揺れが観測された市町村は次のとおり。
震度6強
安平町
震度6弱
千歳市
震度5強
札幌北区、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町
震度5弱
函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、胆振伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、白老町
アップデート
最大震度が7だったという気象庁の発表に合わせ、一部を修正しました。