日本には※1潰瘍性大腸炎で22万人、クローン病で7.1万人の患者さんがいます。
潰瘍性大腸炎の※2発症年齢のピークは男性で20歳から24歳、女性では25歳から29歳。主に20代の発症者が多い病気ですが、最近では高齢の発症者も増え、発症年齢層が比較的に広いことが知られています。
一方、※3クローン病は10代から20代の若年者に多いのが特徴的。
発症年齢の多くは男性で20歳から24歳、女性では15歳から19歳。中高生や大学生にも発症する可能性があります。
いずれも重症度によって症状は異なりますが、共通するのは「腹痛」。患者さんの多くは、急な腹痛の悩みを抱えながら日常生活を送っています。
学校や仕事などで大事なプレゼンテーションを任されても、腹痛によって「うまくできなかった」「迷惑をかけたくないので諦めた」という患者さんもいます。