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Updated on 2020年8月11日. Posted on 2020年8月7日

首から下げる"空間除菌用品"で「やけどの様な皮膚障害」と消費者庁。注意呼びかけ

首から下げる携帯型の「空間除菌用品」について、やけどのような皮膚障害の被害が相次いで報告されているとして、消費者庁が注意を呼びかけています。

首から下げる携帯型の「空間除菌用品」に対し、消費者庁は8月7日、皮膚障害の被害が相次いでいるとして、注意を呼びかけました。

消費者庁によると、同製品を使用していた人が、やけどのような状態になった被害が報告されていました。

同製品に関しては、風通しのいい場所では、製品の表示通りの効果が得られないとして、消費者庁は5月、販売する事業者5社に行政指導をしていました。

【携帯型の空間除菌用品による皮膚障害に注意】 首から下げるだけで空間除菌が行えると称する製品(二酸化塩素を利用した商品)を使用中、火傷のような状態になった。との事故情報が6~7月で少なくとも4件消費者庁に寄せられ、1歳児が被害を受けた事例もあります。 https://t.co/q8iYvP4cl2

@caa_shohishacho

同庁によると、この製品を使用していて、やけどのような皮膚障害の被害に遭った事故情報が、6〜7月で少なくとも4件、寄せられていました。

そのうち、被害者が1歳児だったケースもあったといいます。

空間除菌めぐり、消費者の誤解招く表現

消費者庁は5月15日、携帯型の「空間除菌用品」について、「景品表示法(有料誤認表示)に違反するおそれがある」として、販売業者に行政指導をしたと発表していました。

これは、製品販売時に「身につけるだけで空間除菌」などの表示があった一方で、そのような表示の根拠となる資料が、「狭い密閉空間での実験結果」であり、風通しのある屋外などの場所で使用すると「表示通りの効果が得られない可能性がある」からです。

事業者は販売にあたり、「身につけるだけで、空間のウイルスを除去」「携帯することで、オフィスや会議室などで除菌・ 消臭できます」「通勤時の予防として、除菌・消臭いたします」などとうたっていましたが、消費者庁は「表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料がないおそれがある」と指摘していました。

「新型コロナウイルスの予防に効果あり」の広告表示に注意を

「新型コロナウイルス予防に効果あり」等の広告表示に注意!! 現時点で、健康食品等の商品については、効果を裏付ける根拠は認められていませんので御注意ください。手洗いなど、正しい予防を心掛けましょう。 URL https://t.co/Ng3iyhwI4r 健康食品の安全性・有効性情報 https://t.co/cCH9vjcCCf

@caa_shohishacho

新型コロナウイルスが流行し始めてからは、インターネット広告などで30事業者による46商品が、根拠なくコロナ予防効果をうたう文言を表示していたことが判明し、消費者庁は該当する業者に対し3月、緊急に改善要請をしたと発表していました。

景品表示法では、商品を実際よりも優れたものとして宣伝する「優良誤認表示」や、健康増進法は承認されていない健康効果をうたい、消費者を惑わせる「食品の虚偽・誇大表示」を禁止しています。それらの観点で、景品表示法に違反するおそれがあると指摘していました。

コロナ予防を売り文句にしたサプリメントやエキスなどのいわゆる健康食品や、「新型コロナウイルスはマイナスイオンで死滅します」などとうたったマイナスイオン発生器・イオン空気清浄機などが、販売されていました。

同庁は、「『新型コロナウイルス予防に効果あり』などの広告表示に注意」してくださいとし、「手洗いなど正しい予防を心がけましょう」と呼びかけていました。

Contact Sumireko Tomita at sumireko.tomita@buzzfeed.com.

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