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Updated on 2020年4月8日. Posted on 2020年4月4日

「それって新品で買う必要ある?」「捨てるのは罪悪感」メルカリユーザーの私が思うこと

メルカリやAirbnbで「シェアリングエコノミー」を実践する人たちが、エコや買い物について思うこととは。ハヤカワ五味さんが語りました。

「欲しい物があれば、とりあえずメルカリをチェックする」「いらない物は捨てるよりはアプリで売る」ーー。

日常的にフリマアプリを使う人たちは、そんな風に考える人も少なくないかもしれません。

BuzzFeedが主催するオンラインイベントの一環で、ハヤカワ五味さんら4人が「『やさしさ』とビジネスが両立する仕事の話」を話し合いました。

実際にメルカリやAirbnbを使い「シェアリングエコノミー」を実践するハヤカワさんが、そこで話した「5つの点」について考えていきます。

BuzzFeed

「『やさしさ』とビジネスが両立する仕事の話」全文はこちらから

1:「それって新品で買う必要あるものだっけ?」

経営者で、SNSなどでも発信をしているハヤカワ五味さんは「何か必要なものができたときに『それって新品で買う必要があるものだっけ?』と気にするようになりました」と話します。

物や場所、スキルを共有したり、貸し借りしたりする仕組みや経済を「シェアリングエコノミー」と呼びます。まさに、フリマアプリのメルカリや、宿泊場所や体験サービスを貸し借りするAirbnbなどのアプリを使うことです。

買っては捨てるのファストファッションや大量生産・大量消費・大量廃棄から、いらなくなった物は譲り、欲しいものは誰かから買うという「資源循環型社会」に、少しずつシフトできているのかもしれません。

2:「捨てる罪悪感がない」「誰かに届く」ダブルの嬉しさ

mercari

「お小遣い稼ぎ」「断捨離」ーー。メルカリに出品する理由は人によってさまざまです。

ハヤカワさんは自身の経験から、利用する時の「嬉しさ」は「物を捨てる罪悪感やゴミを出す罪悪感がなくなるという嬉しさと、誰かに届いて嬉しいというダブルの嬉しさがあります」と話します。

捨てない・再利用されるという、地球に対して「なんとなくいいことをしている」という感情、確かにあるかもしれません。

実際に、メルカリが2019年に調査したところ、100円以下の利益でフリマアプリに出品している人が、4人に1人いるということがわかっています。大きな利益がなくても「捨てるなら、使ってくれる誰かの元に」という考えが背景にあるようです。

mercari

3:「梱包を捨てる瞬間」がなければより心地いい

メルカリを利用する時に、どうしても避けられないのが出品物の梱包。送る側も梱包しなければ送れないし、受け取る側も梱包がされたまま受け取り、封筒や箱などを捨てることになります。

ハヤカワさんも「梱包資材を捨てる瞬間がなかったらもっと心地いいんだろうなとか、もっとインフラとして進化していくんだろうなと思います」と語ります。

メルカリは、梱包資材の課題に対しては、繰り返し使える「エコパック」をリリースしています。

テントなどに使われるターポリン素材でできているため簡単には破れず、数百回の配送には耐えうるそうです。

marcari

メルカリエコパック

他にも、ユーザーの一人一人が、再生可能な梱包資材を使ったり、可能な限り新品のプラスチック製梱包資材を使わないことも、できることの一つかもしれません。

4:「物に魂がやどる」という考え方がない若い世代

メルカリやAirbnbなどのサービスを使っている若者を中心とした層は、物や場所を譲ったり貸したりすることに慣れています。

ハヤカワさんが、少し上の年齢層と今の若者を比べて思うのは「20代は『他の人にものを渡す』ということに関して、そこまで抵抗がない人が多い」ということ。

「上の世代はものに魂がやどるみたいな考え方があると思うんですけど、そういったものは薄れていると思います」(ハヤカワさん)

5:環境への配慮が、経営にもプラスになる

Getty image

これまで、アパレルや生理用品の販売をしてきた経営者のハヤカワさんは「物を売ること」についてこうも語りました。

「最近、中小規模の企業から大企業まで、SDGsを意識していると感じます。私自身も経営者として、小売で物を売るということをしてきたので一歩間違えるとゴミを量産することにすぎなかったり、ユーザーの買わない理由になってしまったりするのではという危機感があります」

しかし、SDGsへの配慮が、経営にプラスに動くとの考えを持っていると話します。実際に、2019年に始動した生理用品のセレクトショップ「illuminate」では、ゴミを出さないために環境負荷が少ない月経カップなども売られ、話題です。

「SDGsへの配慮やサステナビリティの価値主導とすることで、買わない理由になるのでなく、買いやすくすることにつながれば、経営面もポジティブな方向に働くのかなと思います」

「大々的に『エコだから、サステイナブルだから』と言われるまででもなくても、『なんとなくいいことをしている』というオーラにポジティブさを感じますし、『同じ品質のものでも、より地球にいい感じがする』という視点で物を買うというのは、私自身も実感としてあります」(ハヤカワさん)

はやかわ・ごみ / 1995年東京生まれ、多摩美大卒業。株式会社ウツワ代表取締役。 大学入学後にランジェリーブランド《feast》2017年にはワンピースの《ダブルチャカ》を立ち上げ、Eコマースを主として販売を続ける。2018年にはラフォーレ原宿に直営店舗《LAVISHOP》を出店。2019年より生理用品のセレクトショップ《illuminate》を始動。


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サムネイル:Getty image

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