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「制服のスカートが我慢できないくらい嫌…」「最近気分がしずみがちだけど…」そんな相談ができる場所が東京に

LGBTQに関する情報発信の拠点施設「プライドハウス東京レガシー」で、LGBTQの子ども・ユース対象の無料相談がはじまりました。

LGBTQに関する情報発信の拠点施設「プライドハウス東京レガシー」(東京都新宿区)で、LGBTQの子どもや若い世代を対象に無料相談がはじまりました。

サポートスタッフは「どんなことでも、気軽に相談してほしい」と話します。

プライドハウス東京レガシー

相談スペース

無料相談の対象者は、24才以下のLGBTQの当事者や、そうかもしれないと感じている子どもや若者。

4月23日から相談の受け付けを始めました。

相談は日本語と英語、筆談で行なっています。

性自認や性的指向に関すること、コロナ禍で生きづらさを感じていること、社会の中でモヤモヤすることなど、なんでも相談できます。

プライドハウス東京レガシーは2020年10月にオープンした常設の施設。

相談は、プライドハウスの開館日である月曜・火曜・金曜・土曜・日曜の週5日間、午後1時〜7時に実施しています。

Eメール(care@pridehouse.jp)のほか、Googleフォームで予約ができます。当日に来館してから、空いている枠で相談することも可能です。

プライドハウス東京レガシー

相談にあたるサポートスタッフの4人

ユースの相談にあたっているのはサポートスタッフの計4人。

スタッフには、これまで日本国内でLGBTQのユースのサポートや相談支援事業に携わってきたメンバーや、最近までアメリカで有色人種のLGBTQのユースのためのセンターでセラピストをしていたメンバーもいます。

サポートスタッフの向坂あかねさんは、こう話します。

「LGBTについてよく分かっていない大人には話したくないな…ということもあるかもしれません。ちょっとモヤモヤしてることなど、話す内容はなんでも大丈夫です」

「今すぐ相談をしなくても、カジュアルにおしゃべりをして、どんな人がサポートスタッフをやっているのかだけでも知ってもらえればと思います。まずはぜひ足を運んでください」

相談内容は「LGBTQのことを授業で習って、もしかしたら自分もそうかもと思うけど、どうやったらわかる?」「制服のスカートが我慢できないくらい嫌だけど、親も先生もわかってくれない」「最近気分が沈みがちだけど、なんでかは分からない」など、なんでも大丈夫ということです。

LGBTQ+やそうかもしれないと感じている24歳以下の子どもやユースの皆さんへのラップアラウンド・サポートを #プライドハウス東京レガシー でスタートしました! 始めたばかりなのでフォローや拡散で応援よろしくお願いします! #LGBTQ #LGBTQさんと繋がりたい #セクマイさんと繋がりたい #相談 #悩み

Twitter: @phtl_youth

プライドハウス東京レガシーがユースへの情報を届けるTwitterアカウント

自粛、ステイホームでさらに孤立も

コロナ禍で人との接触が減る中、LGBTQのユースも、これまで以上に人に悩みを相談できなくなったり、孤独になったりするという問題も深刻化しています。

プライドハウス東京レガシーとNPO法人「ReBit」は、セクシュアルマイノリティ、もしくはそうかもしれないと思っている12〜34才(有効回答数:1654人)に、コロナ禍での影響について調査しました(調査期間:5月11日〜6月14日)。

コロナ拡大前後で、セクシュアリティについて安心して話せる相手や場所などとのつながりに変化があったかどうかを聞いたところ、36.4%が「つながれなくなった・つながりにくくなった」と答えました。

また、「ステイホーム」や自粛が呼びかけられる中、家族にカミングアウトしていない若者などは、家にいることにも難しさを感じています。

回答者の73.1%が家族など同居人との生活に困難を抱えていて、41.6%が「同居者からLGBTQでないことを前提とした言動がある」、36.3%が「同居者にLGBTQであることを隠さないといけない」、27.9%が「同居者がLGBTQに否定的な言動をする」と答えました。

常設の施設での相談で、来やすさや居場所作りにも

プライドハウス東京レガシー

プライドハウス東京レガシーの外観

日本では各自治体やLGBTQの支援団体などが、相談窓口を設置しているケースが多いですが、週に1、2日のみなど実施の日数が限られていたり、英語での相談をしているところが少ないなどの課題がありました。

プライドハウスでは、週に5日、常設の施設で専門のスタッフが相談にのることで、LGBTQの若者の「居場所作り」にもつなげることを目指しています。

また、英語や筆談での相談もできるため、相談に来れる人の幅も広がりました。

相談のサポートスタッフで、これまで福岡県を拠点にLGBTQのユースのサポートをしてきた小野アンリさんは、相談についてこう話します。

「福岡で活動していて思ったのは『自分の悩みはちっぽけなもので、わざわざ相談するようなものではない』と思い込んでしまう人も少なくないようです。重大なことだけでなく、日々感じている小さなことでも気楽に話に来てほしいです」

「プライドハウスにはLGBTQに関する漫画や本もたくさんあります。相談するかどうか迷っていても、まずはただ来るだけでも大丈夫です」

オンラインでの相談も、近く開始する予定です。

相談の詳細や英語での説明は、プライドハウスのウェブサイトから。


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