ピンクやフリルにハートマーク…「可愛らしさ」を全面に押し出したデザインが多い、日本の生理用ナプキンのパッケージ。
「可愛すぎて買うのに抵抗がある」そういった声をもとに、デザイナーとして活動するオオハチさん（@o8moe）が、シンプルでおしゃれなナプキンのデザイン案をTwitterに掲載し、共感を呼んでいる。
「少し前からLGBTQについて考えるようになり、イラストやデザインで表現出来るものはないかなと考えていました。ナプキンのデザインはその延長線上です」「もっと性別を問わないデザインがあってもいいんじゃないかと思いました」
ナプキンをデザインした理由をオオハチさんは、BuzzFeed Newsにこう語る。
こういうユニセックス？な生理用ナプキンが欲しいです
デザイン案を載せたツイートは、1万リツイート以上にもなり、「スタイリッシュなデザイン。商品化してほしい」「ピンクやフリルは苦手だった」と共感の声が相次いだ。
女性だけでなく男性からも「パートナーのために買いに行くとき、手に取りやすい」「買いやすくていい。今のデザインだと、どうしても周りからの視線が気になる」などの声が寄せられた。
「賛同してくださる方の多さに驚きました」とオオハチさん。
生理は、既存のジェンダー分類に当てまらない人々や性別を男女に特定しない人、トランスジェンダーにも起こる。
「特に、トランスジェンダーの方から『買うのが憂鬱だったのでこんなデザインならうれしい！欲しい』と言ってもらえ、描いた甲斐があったなと思いました」
LGBTが生きやすい時代へ「偏見をなくしていきたい」
