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「祈りの気持ちを込めて」 長渕剛がライブで『乾杯』を歌い、送ったエール

ミャンマーの人々に親しまれていると聞き、長渕剛さんがライブで、祈りの気持ちを込めて『乾杯』を歌いました。

《ミャンマーへ、祈りの気持ちを込めて“乾杯”》

そんなタイトルの約1分半の動画が、歌手の長渕剛さんの公式YouTubeチャンネルで公開されました。

今年2月に軍事クーデターが起こってから、混乱と不安の中で生活するミャンマーの人々に向け、長渕さんがライブで『乾杯』を歌ったのです。

動画では、長渕さんがステージから、こう語りかけています。

《昨日ちょっとYahoo!のニュース見ててさ、知ってる方もたくさんいらっしゃると思いますけど、今ミャンマー大変じゃんか。ね?》

《で、難民の人たちがね、この歌をうたってるらしいんだ。『乾杯』をみんなで歌ってるんだとさ。今はいろんなもので、TikTokとかYouTubeというもので繋がってるじゃないか》

《ここ高崎、群馬から。ミャンマーのことをちょっとの瞬間だけでも俺と一緒に祈る気持ちで『乾杯』を歌ってあげようよ》

12月7日、Yahoo!ニュース上で、AERA dot.の記事「日本の『乾杯』を歌い続けるミャンマー避難民のたちの秘めたる思い【現地ルポ】」が配信されました。

タイに近いミャンマーのカイン(カレン)州の避難民キャンプで、人々が『乾杯』を弾き語りしている様子や、キャンプでの状況を紹介したものです。

日本の『乾杯』を歌い続けるミャンマー避難民たちの秘めたる思い【現地ルポ】 https://t.co/T5OHKPmVAo #AERAdot #週刊朝日 #AERA

Twitter: @dot_asahi_pub

ミャンマーの人々が歌う『乾杯』

なぜ、ミャンマーの人たちが『乾杯』を? と驚く人もいるかもしれません。

実はミャンマーでは、現地の有名歌手が『乾杯』をカバーしたことなどをきっかけに、この曲が広く親しまれているのです。

筆者は2015年2月、ミャンマーから追われた人たちが暮らす、タイの「メラウー難民キャンプ」を訪れましたが、その際にも人々が『乾杯』を歌っていた様子を目にしました。

ミャンマー版の歌詞は、長渕さんの『乾杯』からは変わっていますが、大切な人を思い、応援する曲として歌われているということです。

この数十年、過去の軍事政権の影響や、少数民族への迫害、国軍と少数民族武装勢力の衝突などを原因に、ミャンマーからは、少数民族を中心とする避難民が、国境が隣接するタイに逃れていました。

2015年の総選挙で、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝し、ミャンマーは民主化の道を歩んでいましたが、今年2月に軍事クーデターが起こり、状況が急変しました。

今でも、軍政に反対する市民が殺害される事態が続いています。

長渕さんがミャンマーの人々へ向けて歌った『乾杯』の動画には、「この祈り、絶対届いてるよ」「早く平和になりますように」といったコメントが寄せられました。

ミャンマー人とみられるユーザーからも「ありがとう」と感謝の言葉が綴られています。

【動画】ミャンマーへ、祈りの気持ちを込めて"乾杯"

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サムネイル:時事通信