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そろそろ衣替え? いらない服、捨てないで!回収・リサイクルの取り組みをまとめました

そろそろ衣替えの季節。もし不要になった服がでたら…衣類を回収してリサイクル・リユースする取り組みをまとめました。

少しずつ肌寒くなってきて、そろそろ衣替えをするという人もいるかもしれません。

サイズが合わなくなったり、もう着ない服が出てしまったら…?

もちろん、寸法を直すなどして一着を長く着ることがベスト。

しかし、どうしても手放さなければなくなった時には、寄付のほか、アプリや古着店などで売ったり、知人にゆずったりすることもできます。

最近では、ブランドや商業施設が主宰し、服を回収する取り組みも広がっています。衣類を持っていける場所をまとめました。

・イトーヨーカドー

全国のイトーヨーカドー108店舗で、10月1日〜24日の間、衣類を回収します。肌着やパジャマなどは対象外ですが、衣類はどこで買ったものでも大丈夫です。

回収期間中は、衣類1点につき衣類が10%オフになるクーポンを配布します。引き取りは一人5点まで。

詳細は、イトーヨーカドー3R推進月間のサイトから。

・ワールド

「タケオキクチ」や「インデックス」などのブランドを持つワールドは、各地のデパートなどで、衣類の回収をしています。回収した衣類はリユースされ、収益金はあしなが育英会や日本赤十字を通して子どもの支援にあてられます。

ワールド製品以外の衣類も回収可能。デパートでの回収は一人9点までで、衣料品1点につき1000円のオフチケットと交換となります。

実施している百貨店や回収場所の詳細、引き取り対象商品についてはワールドのサイトから。

・H&M

H&Mは、全店舗で古着回収サービスを行なっています。

回収はブランドや状態を問わず、一袋につき500円OFFクーポン1枚と引き換えられます。

回収された衣類は、300以上の基準に従ってリユース、リサイクル、エネルギー化などに仕分けられるため、穴のあいた靴下や、擦り切れたタオル、カーテン、シーツなどでも回収可。

・UNIQLO / GU

UNIQLOとGUでは常時、店舗で衣類を回収しています。回収の対象は、UNIQLOとGUの商品。

回収された衣類は、リユースでそのまま活用するものと、リサイクルするものに分け、リユースする衣類は海外の難民キャンプなどに届けられます。

リサイクルの場合は、衣類や固形燃料に生まれかわります。

・高島屋

百貨店の高島屋では10月6〜12日の期間に、各地の高島屋14店舗で衣類を回収します。開催店舗は日本橋店、新宿店、玉川店、立川店、横浜店、大宮店、柏店、高崎店、大阪店、堺店、泉北店、京都店、岐阜店、岡山店。

素材やブランドなどは不問で、どこで買った衣類でも大丈夫です。詳細はサイトから。

再生素材で洋服をつくる「BRING」と協力して、再生ポリエステルを使った服をつくっています。

・ダウン(羽毛)製品の回収「Green Down Project」

一般社団法人「Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)」では、ダウン製品を回収しています。

「羽毛循環サイクル社会」の実現を目指し、プロジェクトには日本各地のブランドや企業が参加しており、洋服店などでダウン製品を回収しています。回収場所の一覧はサイトから。

回収可能なダウンは、品質表示の「ダウン率」が50%以上のものであることなど。対象商品かどうかの見分け方やダウン率の確かめ方は、サイトで知ることができます。

2021年10月1日〜2022年3月31日は、「ロペピクニック」や「ビス」を展開するジュングループの134店舗もダウンの回収に参加。店舗の一覧はサイトから。

・洋服の青山

洋服の青山では、スーツやワイシャツ、学生服などを店頭で回収する下取りサービスを実施しています。

衣類は他社製品でも可。10%オフのクーポン券と引き換えになります。詳細はサイトから。

回収された衣類はリユース・リサイクルされます。スーツの一部は非常時用の備蓄毛布に生まれかわります。

・アーバンリサーチ

アーバンリサーチでは大阪エリアの一部11店舗で、自社製品の衣類を回収しています。

回収した衣類は、廃棄衣料をアップサイクルする同社のブランド「commpost (コンポスト)」の製品の原料として再利用されます。

不要になった衣類は店舗に置かれた回収ボックスへ。回収している店舗の詳細はサイトから。

使い終えた「コンポスト」の製品の回収は全国各地の店舗で行われています。

衣類の回収・リサイクルは、各地の自治体や支援団体などで行われています。

回収後の活用用途の希望に合わせて、身近な回収場所などを調べてみてください。