10月31日に投票日を迎える衆議院議員選挙。
どの政党の候補者に投票したらいいーー?
そう悩んだ時に、一目で各政党の方針がわかるチェックリストがあります。
様々な分野で活動する市民団体などの有志が、主要政党に19項目計67問の公開質問状を送り、その回答を10月15日に公開しました。
自由民主党、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組、日本維新の会が答え、全回答がウェブサイト「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト -衆議院選挙2021-」に掲載されています。

様々な分野の質問に対し、各政党は原則、「◯」か「△」、「×」で回答し、「△」の場合は補足説明の欄で詳細を記述しています。(公明党、国民民主党からは期日までに回答なし)
主宰者は回答をもとにチェックリストの画像も作り、「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト」のTwitter(@minnanomirai21)やInstagram(@minnanomirai21)のアカウントで公開しています。
チェックリストの画像は随時、SNSで発信していく予定です。
【消費税の減税】

【選択的夫婦別姓】

【LGBT平等法】

【再生可能エネルギー】

このプロジェクトの発起人13人はそれぞれ、気候変動、入管問題、コロナ禍での音楽・ライブ業界、ジェンダーなど様々なテーマに取り組んでいます。
回答の公開にあたり10月15日、有志は都内で会見を開き、投票率向上などをめぐる思いを語りました。
気候危機問題に取り組むアクティビストで、「デプトカンパニー」代表のeriさんは、このように話しました。
「日本では『政治のことは分かりにくい』『どうせ投票しても変わらない』という意見も多いです。しかし、このままでは私たちの未来が危ないと強く感じています。政治は私たちの生活に直結しています。私たち一人一人の未来を作るものです。だから私たちの意思なしには成立しないのです」
「このチェックリストを市民の皆さまが見て、自分にとって一番身近なトピックを確認するだけでも、どの政党がどう回答しているのかを知ることができます。より政治を自分ごとと捉えてくれる人が増えてほしい。そして投票所に向かう人が一人でも増えることを願って、このチェックリストを作りました」
「『△』の補足説明にある、詳細の欄も読んでもらえればと思います」
