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古くなったブラジャーってどうしてる? 「捨てにくい」と思うあなたに知ってほしい取り組みがある

「ブラジャーって捨てにくい」。そんな声から生まれたリサイクルの取り組みがあります。ワコールでは、古くなったブラを回収しています。

「ブラジャーって捨てにくい」ーー。

そんな声に応え、「ワコール」では不要になったブラジャーの回収を実施しています。

やり方は簡単。サイズが合わなくなったり、古くなったりしたブラジャーを洗濯して、店舗に持っていくだけです。

回収後はリサイクルされ、生活雑貨などのパーツに生まれかわります。

回収期間は、来年の3月31日まで。

全国各地の百貨店、量販店、下着専門店、ワコール直営店など約750店舗で回収しています。

不要になったブラは、家にある紙袋などに入れて封をして、持っていきます。

リサイクルを受け付けている店舗はウェブサイトから探すことができます。

ワコールの製品だけでなく、どこのブランドのブラでも大丈夫です。

キャンペーンの対象はブラのみで、ショーツなどは受け付けていません。

ワコールは、ブラリサイクルのキャンペーンを2008年に開始し、回収重量からの推定枚数で累計約270万枚のブラをリサイクルしてきました。

昨年は、推計で約22万枚を回収しています。

以前は産業固形燃料「RPF」にリサイクルされていましたが、昨年からは、服などを回収し再生素材を使って服や生活雑貨をつくる「BRING」とのコラボレーションを始めました。

回収したブラはワコールを経由してBRINGの提携リサイクル工場に運ばれ、リサイクル工場でそれぞれのパーツに分別。生活雑貨などに生まれ変わります。

ブラって、どうなったら替え時?

リサイクルに参加したい気持ちはあっても、ブラの替え時ってわかりにくいのが正直なところ。

ワコールが2016年11月に4210人を対象に実施したWEB調査でも、ブラを買い替える頻度は、人によって大きく差があることが分かっています。

買い替えの頻度として40%と最も多かった回答は「半年に1回」で、次に「1年に1回」(27%)が続きました。

一方で、3カ月に1回の人も12%いれば、2年に1回の人も9%いました。

ワコールが紹介する、ブラの「買い替え時」のサインはこちら。

【ブラをつけてチェック】

・からだを左右にひねると、カップが胸から浮く

・両腕を振ると、胸のお肉が脇からはみだしてくる

・バンザイすると、ズルッとブラがズレ上がる

【ブラを見てチェック】

・見た目がくたびれている

・ワイヤーが変形している

・サイドのメッシュゴムが伸びたり、薄くなっている

・カップがしわしわでへこんでいる

リサイクルの詳細などは、「ワコール ブラリサイクル」キャンペーンサイトから。

サムネイル:Getty image(イメージ写真)