「白い紙みたいに白くなればいいの?」"色白が美しい"という美の固定概念に疑問を投げかけたユーチューバー

    アンシー・トゥインクルさんは、ドバイを拠点に活躍するユーチューバー。「白い肌の方が美しい」という美の固定概念を促進する化粧品を、独特な方法で批判した。

    人種差別に抗議する #BlackLivesMatter 運動が、世界各地に広がっている。

    Bruna Prado / Getty Images

    人々は #BlackLivesMatter (黒人の命は大切だ) を掲げ、警察による暴力や人種差別に反対している。

    アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさん(46)が、警察官に殺害された事件を発端に、世界各地に広まった。

    インドでは「白い肌の方が美しい」と考える人が多い。そのため、美白クリームなど肌を白くする化粧商品が人気だ。

    #BlackLivesMatter 運動を支援するインドの芸能人も多い。

    ボリウッドで活躍する女優、プリヤンカ・チョプラやディシャ・パタニも、BLM活動にいちはやく賛同した。

    しかし、過去に美白クリーム等の広告に出演したことがあるため、非難を受けた。

    「白い肌の方が美しい」というインドにある美の固定概念を促進しているのにも関わらず、BLMの活動に賛同するのは矛盾している、との指摘が相次いだ

    インドで人気の美白クリーム、Fair&Lovelyは、「白い肌こそが美しく、成功の秘訣だ」という考え方をすり込ませるとして、過去にも物議を醸した。

    Hindustan Unilever Limited

    商品の名前は「Fair&Lovely(色白で可愛い)」。

    1975年に発売された同商品は、肌の色の差別を促進させるという反発があるにも関わらず、インドで高い人気を誇っている。

    この商品は、有名人の他にも複数のユーチューバーから高評価を得ている。

    YouTubeでこの動画を見る

    RARA / youtube.com

    そんな中、声をあげたユーチューバーがいる。アンシー・トゥインクルさんだ。

    Fair&Lovelyの商品レビュー」と題した動画内で、アンシーさんは美白クリームを批判した。

    Anncy Twinkle / youtube.com

    動画は、他のユーチューバー同様「商品紹介風」の構成で撮影されている。

    動画冒頭では、同商品のパッケージに書かれている「色白メーター」を指摘した。

    Anncy Twinkle / youtube.com

    肌の色白さに1から7の数字が割り当てられている。

    Anncy Twinkle / youtube.com

    「私の肌の色は、12なんだけど…」

    Anncy Twinkle / youtube.com

    「色白じゃなきゃ、可愛くないってこと?」

    Anncy Twinkle / youtube.com

    「パッケージには、『色白は可愛い』と書かれているけど私は色白じゃない。色白じゃない私は可愛くないってことなの?」と商品名についても言及した。

    「この白い紙みたいに白くなればいいの?」

    Anncy Twinkle / youtube.com

    動画の終盤では、彼女なりの美白クリームの使い方を紹介した。

    Anncy Twinkle / youtube.com

    「今から化粧を落として、どうやってこの商品を使うか皆さんに教えます」

    その使い方が斬新すぎる…

    それは…

    「ゴミ箱にポイッ」

    Anncy Twinkle / youtube.com

    商品を紹介していると思わせて、「色白だけが美しい訳ではない」というメッセージを視聴者に伝えたアンシーさん👏

    Anncy Twinkle / youtube.com

    コメント欄は、視聴者からの賞賛の声で溢れた。アンシーさんの動画はこちらから(英語)。

    YouTubeでこの動画を見る

    Anncy Twinkle / youtube.com

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン