サンフランシスコの消防署の職員たちが管理のために「ファイア・キャット」を手放すことになり、悲しみに暮れている。
「ファイア・キャット」はエドナという名前の猫だ。SFGateによると、エドナは4年前、子猫のときにステーション49へやってきた。職員は、救急車の配備施設がある一室でエドナを飼い始めた。
すぐに、職員にとってエドナは家族になった。
職員は新聞社にメールで答えた。「私たちは獣医に連れて行き、治療もして、エドナは私たちの消防署をホームだと感じている。」「想像に難くないけど、私たちの仕事はストレスがかなりたまる。私たちのほとんどはエドナに癒やしてもらってるんだ」
しかし、匿名でエドナを飼っていることへの不満が消防署に届けられた。
その主張には、「医療用品や機材、調合薬」がある施設に「猫がいることで、無菌状態は妥協させられている」とあった。
さらに、「動物自身の安全性と幸福」についても心配していると続けられていた。
エドナを追い出すことが決まったことを知った職員は、飼い続けるためのキャンペーンを始めた。
the SFGateによると、エドナのインスタグラムで#ednastaysのハッシュタグのキャンペーンを始めたという。
エドナと職員にたくさんの人々が想いを寄せて、消防署の決定を変えようとしていた。
他の消防署で住んでいる猫たちからも支持があった。
「ステーション57では、慣習にとらわれずに猫と世話する人々の間柄は、象徴的な意味を持つと信じている。その関係性を広めてくれようとしてくれることはありがたく思う」
しかし、懇願も叶わず、エドナは消防署を去ることになった。彼女は消防署のある職員のもとで、ペットとして飼われるという。
エドナが去る日に写真がインスタでシェアされた。
「彼女は今からどこかに行ってしまう。しかし、5年間もいたこの場所に、このまま無理やり残すのも良くない。彼女はここに来れたこと、そして去っていくことに満足しているだろう。しかし、EMSメンバーで200人以上が飼い続けることに賛同した」「悪意を持った匿名の告発によって覆されてしまった」
消防署はペットを飼うことでストレスに対処することに関心を寄せている。とりわけ第一対応者のためにペットが飼えるようになる日に向けて調整しているという。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉