4つ子の誕生をFaceTimeで見守ったパパ

    テクノロジーはすごいですね。

    妻の出産の瞬間を、韓国に赴任中のアメリカ人男性がFaceTimeでリアルタイムにみて"立ち会っ"たと、病院が発表した。

    米イリノイ州の病院の声明によると、米軍のトニー・バーチ大佐30歳と、妻のメアリー・パットは先月、4人の嬉しい子宝に恵まれた。

    メアリーは、当初、医師に3つ子を授かったと告げられていたが、その後、4人目の子どももいることがわかったと明らかにした。この一家には、近く2歳になる娘のアリスもいる。

    「私は大家族に憧れていて、これでまた3人増えると思っていたの」とメアリーは語った。「そしたら、さらに増えてしまったわ!」。

    メアリーは、夫婦は四つ子を授かるために体外受精はしていないものの、妊娠する前に排卵誘発剤を1回服用したと話した。

    トニー・バーチ大佐は、9月から韓国に駐留している。出産を前に、妻と娘は家族の支援を受けられるイリノイ州に引っ越していた。1月23日、メアリーの血圧が急上昇したため、医師たちは帝王切開で子どもを出すことを決めた。

    四つ子は翌日生まれた。

    トニーはテクノロジーと病院職員のおかげで、出産の一部始終を見ることができた。彼はその後、四つ子と対面するために、数週間産休を取って母国に戻った。

    子どもが生まれ、自慢げな父はテレビ局の取材に対し、全過程が「完璧なタイミング」だったと話した。

    「すべて上手く進んで、赤ちゃんが病室で身体を洗ってもらっている瞬間を見ることができたんだ」と彼は語った。

    妻は、彼はその瞬間を見逃さなかったと付け加えた。

    「彼は2000キロも離れた場所にいたのに、私より先に子どもたちの姿を見たのよ」と彼女は語った。

    病院によると、赤ちゃんのヘンリー、ナサニエル、サミュエル、モリーは健康だそうだ。

    出産には23人の医療スタッフが関わった。病院によると、4つ子は数週間以内に退院する予定だという。

    トニーは韓国に戻り、赴任期間が終了する6月まで滞在する予定だ。