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いま医療の最前線で働くのはどういうことか。22人の医療従事者に聞いた

町の診療所から、新型コロナウイルスの重症患者がいるICU担当者まで。それぞれの自撮り写真と共に、アメリカ国内の現場の状況を聞いた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界の多くの地域で「社会的距離」を置く、自己隔離をするなどの対策を取る人々が増加している。

ただし医療従事者(および他の多くの医療専門職)には、そのような贅沢は選択肢は無い。

そこで、BuzzFeedの読者で医療の最前線にいる人々に自身の写真を送ってもらい、彼らが置かれている状況を取材した。

医療従事者とは医師や看護師だけではない。医療従事者には、医療技術者から救急救命士(EMT)、管理スタッフ、そのほか、あらゆる職種の人たちが含まれる。それでは、医療の最前線の写真を紹介していこう。

1. 「(新型コロナウイルスの)患者の部屋に約45分いた後の私の顔です」

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「私がみている患者のほとんどは、生命維持装置を使っています。そのため常に私がベッドのそばで、注意深く見守らなければなりません。PPE(個人防護具)が無いと、私は患者たちを近くでみることができなくなります」

「私は、ICU看護師として約4年間働いています。通常、PPE(個人防護具)の不足を心配することはありません。今回のパンデミック以前の話ですが」

「N95マスク(米国労働安全衛生研究所の規格に合格したマスク)を再利用するために、N95マスクの上に別のマスクを着用しろと言われています」

—ashleykirkyk

2. 「ICU看護師です。8人の患者を人工呼吸器につなげた状態で、13時間働きました。私のシフトが終わった時、患者の数は5人になっていました」

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—alliababa

3. 「感染者との面会が禁止されているため、家族とビデオ通話で話しながら亡くなる患者を見てきました」

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「亡くなった患者の手を握ることができるのは光栄です。しかし、彼らの最後の瞬間に防護服を着て、手袋をして、自分の身を守らなければならないのは、非常に悲しいです」

「状況が刻々と変わる中、懸命に仕事を続ける同僚たちに感謝しています」

—torik4f7cac850

4. 「週に60時間勤務しています。みんな本当に疲れ切っています」

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—biancabrowns

5. 「家には幼い子どもが2人いるので、帰宅したら車庫で服を脱ぎ、まっすぐシャワーに向かいます」

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「私が仕事から帰るときは、子どもたちと接触しないよう、皆を別の場所に避難させます。自分の体をきれいにするまで、家のどんな場所にも触れることができません」

「私は地元の老人ホームで働いています。COVID-19ウイルスを施設に近づけないように、最善を尽くしています。そこを利用する人々にとって、こういった施設は『家』です。その多くは、外の世界で何が起こっているのか明確に把握できてはいません」

—raisac42776a1f0

6. 「私たちが毎日つけているこの丸いシールは、熱が出ていないことを知らせるための印です」

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「私は研修医です。医師や看護師だけでなく、他にも多くの人たちが関わっていることを、知ってほしいです」

—katherinejoyce

7. 「ICU看護師として働いています。この感染症で最も難しい点の1つは、患者の家族などの面会が許されないことです」

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「亡くなる感染者は、家族ではなく防護服を着た医療スタッフに囲まれて、1人で死んでいくのです」

「さらに、部屋を快適な環境にしてあげることもできません。本当に悲しいです」

—mirandar4

8. 「本来であれば使い捨ての機材を、患者ごとに使い回して紙袋に入れて保存しています」

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「少しでもポジティブになるため、この暗い状況を少しでも明るくするため、この紙袋に絵を描いてきました」

—jenniferl462e26d4c

9. 「現在、現場ではN95マスクが不足しています」

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「そこで、スターウォーズを参考にしてみました。ちゃんと話せるか、呼吸できるかって?ほとんど満足にはできません」

—naomis16

10. 「気温30度を超えるフロリダの暑さの中で、12時間外に座り続けました」

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「建物に入る従業員のスクリーニングを行うためです。勤務後に撮った自撮りがこれ」

—heatherc458f6e48f

11. 「COVID-19がこれほどまでストレスになっているのは、全くの未知の感染症だから」

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「12時間のシフトが終わるまで、私は豚のように汗をかいて、気持ちが押しつぶされそうになって、泣き出しそうでした」

「私はERの看護助手として働いています。写真では、処置用マスクの下にN95マスクを付けています。N95マスクを再利用するためです」

「防護用ゴーグルはあまり数が無いので、このゴーグルは自分で購入しました。12時間のシフト中はずっと、ゴーグルと2重のマスクを付けています」

—kshepp10

12. 「本当にみんな疲弊しきっています。消耗品も不足しています。加えて私の病院のスタッフは、COVID-19の検査を受けられていません」

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—gorosco7982

13. 「マスクを寄付してもらって嬉しかったので、写真を撮りました」

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「このマスクは再利用可能で、洗えばまた使えます。ただ、私は個人用防護具を持っていません」

「私は地域の診療所で、医療助手として働いています。もうここには、マスクがあまり残っていません。また、COVID-19の症状がある患者の診察も断っています」

「しかし、診察を希望する患者と電話で話しただけで判断するのが困難な場合もあります。自分の症状について嘘をつく患者がこれまでに何人かいたからです」

「陽性と判定され、他の病院に入院した患者も何人かいます。重症患者の報告書を読むと、本当に辛くなります」

「私の診療所はいつ通常の状態に戻るのか、またここから入院した患者にいつ会えるのか、見当がつきません」

—e44a70aa23

14. 「今医療の最前線で働くということは、何層にも着た服の中で大量に汗をかきながら、患者の命のために戦うということです」

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「PPE(個人防護具)を何枚も重ね着して(数が足りているのはまだありがたいのですが)、防護具を何回も使いまわしています」

—samaraclarksims

15. 「州最大の病院の、COVIDユニットでICU看護師をしています。マスクが1つ、紙袋が1つ支給され、使い物にならなくなるまで再利用するように指示されています」

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「もう他のことをする余裕はありません。患者たちは私を必要としていますが、私もまた助けを必要としています。今の状況をどうにかしてほしいです」

—marissadavidson

16. 「私は小児科の看護師です。PPE(個人防護具)が不足しているため、再利用しなくていけません」

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「私たちスタッフは自分の身を守るため、マスク、ガウン、グローブを何重にも着用しています。今後数週間あるいは数か月間、この状態を続けなくてはいけません」

「今回のパンデミックを受け、感染した子どもたちの多くは、一人ぼっちで入院しています。家族が一緒に部屋の中にいられない理由を説明するのは、本当に難しいです」

「一度に1人しか部屋に入れないため、幼児や赤ちゃんは家族のいない状態で過ごしています。家族が近くにいないため、皆不安そうです」

—caseyallison146

17. 「少しでも早くこの状況が終わって、老人ホームの入居者たちが愛する人たちに再び会えるように願っています。せめて、同じ部屋で施設の人たちと一緒に食事ができるようになれば」

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「オハイオ州の老人ホームで働いていますが、本当に疲れきっています。施設の利用者たちも、気がおかしくなりそうになるのを何とか堪えて頑張っています」

「施設の様子は、全くと言っていいほど変わってしまいました」

—notanica

18. 「麻酔科の看護師として働いています。同じマスクを何日もつかわなければいけません。とはいえ同僚の多くはこのマスクすらないので、マスクがあるだけでも私は幸運です」

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—marypena1

19. 「私と同じテントで働く、素晴らしい仲間たち」

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「私たちは、この地域と患者のために週6日働いています」

「ヘルスケアの専門家がこのように集まっているのを、誇りに思います。皆の絆も深まっています。私たちは真に団結しているのです」

—maryloub47

20. 「今、COVID-19ユニットへと変わってしまった心臓外科のICUで働いています。薬剤や備品が不足しており、看護師全員が落胆して疲れ果てています。患者の状態は極めて重篤で、その多くが亡くなっています」

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—melodyb549

21. 「働く意欲は十分にあるのですが、支給された個人防護具の少なさを目の当たりにして悲しくなっています」

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「多くの場合、マスク1つと防護ガウン1つだけです」

「こんな状況ですが、この前例のない時に自分が看護師でいられることを誇りに思っています」

—beka9876

22. 「私の最大の恐怖は、自分以外の誰かに感染させてしまうことです。何度も洗っているせいで、私の手は乾燥しきってひび割れていますが、それでも心配です」

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「大切な家族の住む家に帰ることに罪悪感を覚えています。もし家族の誰かを感染させてしまったら、私は決して自分を許すことはできないでしょう」

「私もほとんどの医師たちと同様、人々の健康を助けるためにこの仕事をやっています。感染を拡大させてしまうことだけは、絶対にしたくありません」

「ボストンの地域保健センターで小児科医として働いていますが、私は多くの患者を直接診察してはおらず、遠隔診察を行っています」

「遠隔診察なら、家を離れる必要がないため子どもの患者の家族にもメリットがあります。そして、私の感染リスクも少なくなります」

「子どもたち全員ができるだけ早くワクチンを接種できるよう、最善を尽くしています。私たちは、感染をこれ以上拡大させてしまうことを何よりも避けたいのです」

「一緒に働くスタッフ、地域の住民は、本当に素晴らしい人たちです。皆強くて、互いを思いやる心の持ち主です」

—sabinakei

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この記事は英語から翻訳・編集しました。