パキスタン政府に提言をするイスラム法学者の組織「イスラム・イデオロギー評議会(CII)」が、必要であれば夫は妻を「軽く殴る」ことができるという法案を取りまとめた。

この動きに反発したパキスタンの写真家、ファハド・ラジュバは#TryBeatingMeLightly (殴れるものなら軽く殴ってみたら?)という写真シリーズを撮影した。様々な年齢のパキスタンの女性たちが、法案に対するコメントとともに写っている。

このシリーズの写真をいくつか紹介しよう。








投稿後24時間で、700以上シェアされた。ラジュバはBuzzFeedに対し、「#TryBeatingMeLightlyは、私たちの周りにいる女性たちを応援するための取り組みです。意見をなかなか声に出せない女性たちにとって、いい機会になるでしょう。家庭や仲間内の集まり、趣味で出かける場所などにいる女性たちです」と語った。
アディーカ・ラルワニ。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?想像をはるかに超える破壊者になってやるから」
教育コンサルタントのファラー・S・カマル。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?あなたも軽くボコボコにされたいのかな」
プリヤンカ・パフージャ。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?あなたを車で轢いてあげる。運転歴7年の腕前でね」
シャグフタ・アッバス。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?私を殴ったその手を折ってあげるから。残った傷はどうする? アッラーにお任せでしょう」
フィッザ・ラーマン。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?私もあなたを軽くボコボコにしてあげる。それも同じように、人前でね。男女平等にはとても、こだわっているんだから」
サディヤ・アズハー。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?できるものなら、あなたの頭脳を使って。ウィットを使って、笑顔を使って、その優しい心を使って殴るのよ。でももし羽1本でも使って殴ろうものなら、コテンパンにするから。愛を込めてね」
アルベラ・ラジュパ。「#殴れるものなら軽く殴ってみたら?そして自分の娘が誰かから軽く叩かれたら、どんな気持ちか教えてくれない?」
ラビャ・アフメド。「私は太陽。私に触れたら地獄の火のごとく、あなたを焼き尽くす。私は光、私を止めようとしても、決して止められない。私はハリケーンの名前になるような人。#殴れるものなら軽く殴ってみたら?」