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アスリートが直面したプレッシャーを描いたアニメ。女性たちはどう見る?

「求められる自分でいるために、どれほど自分を縛りつけたことか」

SK-IIが立ち上げたフィルムスタジオ「SK-II STUDIO」が、石川佳純ら6組のアスリートが「様々なプレッシャー」と戦うアニメシリーズ「“VS”シリーズ」を公開した。

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体操のシモーン・バイルス、競泳のリウ・シアン、卓球の石川佳純、バドミントン髙橋礼華と松友美佐紀(タカマツペア)、サーフィンの前田マヒナ、そしてバレーボール女子日本代表 火の鳥NIPPONの6組のオリンピックアスリートの実体験をもとにした全6篇のアニメーション作品だ。数々の賞を受賞しているアニメーションスタジオをはじめ、シンガーソングライターのジョン・レジェンドなど、多くの世界的なクリエイターが携わっている。

このシリーズは、SK-IIが2015年から掲げているブランドテーマ「#CHANGEDESTINY~運命を、変えよう。」のもと、社会の様々なプレッシャーに直面する女性たちを後押しするために作られたものだ。

SK-IIグローバルCEOのサンディープ・セス氏は、動画を通して「社会のプレッシャーにさらされている女性たちが、運命を変えていけるようなインスピレーションを与えたい」と話す。

実際に、この動画は女性たちの目にどう映るのだろうか。BuzzFeedで記者 / ライターとして働く女性たちに見てもらい、感想を寄せてもらった。


1. アンチは無視できない。自分の信念は、それ以上に無視できない

—シモーン・バイルス「VSアンチ」—

「背が低すぎる」「女子には見えない」「チアリーダーには無理がある」……。体操界のトップスター、アメリカのシモーン・バイルス選手はしばしば、誹謗中傷の標的とされてきた。

その一方メディアでは、彼女のポジティブな発言を多く目にする。強く一貫した姿勢で、アンチなど気に留めない印象だ。作品でも、彼女の容姿に対する心ないコメントをはじめは「はぁ また来たよ」と一蹴していた。

しかし、「筋肉質すぎる」「体操選手らしくない」という誹謗中傷の嵐にやがて圧倒されてしまう。

「ネットでの発言は自由。嫌なら見なければいい」という意見もあるが、「誹謗中傷を完璧にスルーできる人」など存在するのだろうか。

だが忘れてはいけないのは、ネットを介する応援にも彼女は支えられているという点だ。これまでの実績への誇り、ファンの声援をまとい誹謗中傷に立ち向かう彼女の姿は美しい。

メッセージは「その意志が、運命を変える。」。

バイルス選手に立ちはだかる運命=従来の「体操選手らしさ」の押し付けなのかもしれない。

傷つくことはあれど、最後に試合会場へ向かうバイルス選手の背中は誇らしげだ。彼女自身を、そして様々な立場の人をしばりつける「らしさ」という枠組みに挑戦しているように、私の目には映った。

バックでジョン・レジェンドが “You can’t stop me. I’m a fighter.” と歌う。彼女は紛れもなくファイターだ。

2. 女性から自信を奪う「ルール」からの解放

—前田マヒナ「VSルール」—

「美しさとは優しく微笑むこと。大きな口で笑ってはいけません」

この日本で古くから美徳とされてきたルールに対し、サーファー・前田マヒナ選手が大きく口を開けて笑いながら「あはは、そんなの無理」と一蹴する姿が印象的だった。

17年間をハワイで過ごし、自分の好きなサーフィンで道を切り拓いてきた彼女だからこそ「ルールは守るべきもの」という固定観念がないようだ。

一方、私はかつての女性メディアなどでよく見かけた「愛され女子のルール」といった情報を受け取っては「ありのままの自分ではダメだ」と自信をなくしてきた。求められる自分でいるために、どれほど自分を縛りつけたことか。

アメリカと日本の2つの国籍をもつ彼女は、戸惑いながらも髪をほどき着物を脱ぎ捨て、海の前に立つ。その姿は私に「自分が心地良いと思えないルールならば、従わないという選択肢があってもいいはずだ」と気づかせてくれた。

そして自分を取り戻し「私の道はこれ」と大きな波に乗って見せる彼女の笑顔は、「自分に正直に生きる人こそ美しい」ということを教えてくれたのだ。

3. 最大の成果を上げるために「ロボット」を演じ続ける私たちが、硬い鎧を脱ぐとき

—髙橋礼華と松友美佐紀「VSマシーン」—

「勝つためにマシーン(機械)であれ」と命じられたバドミントン・タカマツペアは、硬い鎧に身を包み、金属マスクの下の表情は読み取れない。スコア化された能力を最大限に発揮するため、食事も睡眠も管理される。

カンマ数秒の瞬発力を求められるバドミントン競技で世界トップを目指すには、常に完璧なプレーが求められる。

アニメでは「Kaiju(怪獣)」と呼ばれる巨大なプレッシャーが、タカマツペアにメッセージを発し続ける。「感情を抑制すること。テクニックを完璧にすること。マシンになりなさい」。

目標達成するためのマシンになる人生なんてまっぴらだ、と感じる人は多いかもしれない。けれど、この社会で働く私たちも、ロボットを演じざるを得ないときだってある。

感情をあらわにすると、仕事ができないと思われるから。弱音を吐くと、同情される裏で「使えない」と舌打ちされることを知っているから。私たちは人間で、人間に感情があるのは当たり前のことなのに。

感情をあらわにしない者しか存在できない戦場で勝つことに意義があるのなら、ロボットが仕事や競技をすればいいだけの話。そんな世界にはしたくない。

タカマツペアは、感情をあらわにすることで鎧を打ち破り、団結して「Kaiju」に立ち向かっていく。「私たちはマシンなんかじゃない」。

すべての人たちがそう言えるように、立ち向かっていきたい、私も。


SK-IIはこれからも「#CHANGEDESTINY」キャンペーンを通し、女性が「社会からの圧力」に屈せず、自分らしく生きるサポートを続けていく。

同社グローバルバイスプレジデント日本事業統括の荒尾麻由(あらおまゆ)氏とグローバルイノベーション兼マーケティングリーダーのヨージン・チャン氏は、“SK-IIが目指す方向性”について、口を揃えて以下のように話す。

SK-II はただ単に商品を売るのではなく、女性や社会にとって本当に役に立つブランドでありたいと思っています。

今後は「#CHANGEDESTINY資金」と称し、「SK-II STUDIO」の映像1再生につき1ドルを、女性が運命を変えようと踏み出すための様々な支援活動に拠出していく予定だ。


「“VS”シリーズ」本編やメイキング動画は「SK-II City」でチェック

5月1日にオープンした「SK-II City」は、東京の街並みに着想を得たバーチャルシティだ。「SK-II City」内では、「SK-II Cinema」で本作を鑑賞したり、作品の舞台裏を見られる。

「SK-II City」は[こちら]