シャン・チーを演じるのは中国系カナダ人の俳優シム・リウ。マーベル映画史上で初めて、アジア系スーパーヒーローが主役になります!
他にもアジア系女優兼ラッパーのオークワフィナ、香港の俳優トニー・レオンも出演予定だそうです。
シム・リウは以前からスーパーヒーローを演じることに意欲的でした。
People ask why I go shirtless a lot; look, I’m just waiting for Hollywood to make me a superhero suit. #stillwaiting #sunfire #namor #terrymcginnis #amadeuscho
「なんでよく上半身裸になってるのか聞かれるんだけど、僕はただハリウッドがスーパーヒーローのスーツを作ってくれるのを待っているんだよ」
2014年にはすでにマーベルに向けてメッセージを発信しています。
LOL
「ねえマーベル、キャプテン・アメリカとソーは良かったよ。今度はアジア系のヒーローなんてどう?」
そして「シャン・チー」の映像化が発表されると、再びメッセージを送ります。
OK @Marvel, are we gonna talk or what #ShangChi
「オーケー、マーベル。シャン・チーについて話さない?」
メッセージを送り続けていた成果なのか、キャスティングはとても早く決まったそうです。

Twitterでは、シム・リウの共演者たちが祝福のコメントを続々と掲載しました。
4 years ago, @SimuLiu and I went to see an X-Men movie before filming S1 of #kimsconvenience. Afterwards he told me he was going to play a superhero someday. That day is today. Congrats brother! You made this happen and I’m so proud of you! #SDCC0219 #MCUphase4 #ShangChi
「4年前、彼と一緒にX-MENの映画を見に行って、彼はいつかスーパーヒーローを演じるんだと言っていた。その『いつか』は今日。おめでとう!夢を実現させてとても誇らしいよ」
My tv brother is a superhero! He still grosses me out. CONGRATS dude!!! 🙌🙌🙌 Can’t wait to see you on the big screen! https://t.co/tcz0prVy66
「私の(番組上での)兄弟がスーパーヒーローに!彼にはまだムカつくこともあるけど、おめでとう!大きいスクリーンで見るのを待ちきれない!」
Couldn’t happen to a more deserving person. So happy for you, brother. @SimuLiu #ShangChi
「彼以上の適任はいない。とっても嬉しいよ」
マーベル映画作品が多様性に富むことを喜ぶ声もあがっています。
#ShangChi starring Tony Leung, @awkwafina, @SimuLiu. Directed by Destin Daniel Cretton. As a kid, I couldn’t have even imagined a superhero movie with Asian leads. I can’t believe it’s really happening. The movement is real. It’s not stopping. Representation matters today.
「子どもの頃、アジア人が主役のスーパーヒーローものが見られるなんて想像もしていなかった。これが現実だなんて信じられない。」
アジア人俳優がスーパーヒーローの主役を演じることの意味について、シム・リウ自身もツイートしています。
Now that the craziness is over, the work begins. There is so much at stake here; we are fighting for our identity, for our right to be seen, to BELONG. Eternally grateful to Marvel, to Kevin, Jonathan and Destin for this gift. @awkwafina LET’S GET TO WORK BABYYYYY!!!
「本当にたくさんのことが賭かっている。僕らはアイデンティティーのため、認識される権利のため、居場所を得る権利のために闘ってきた」
「夢が叶って、親のことを考えずにはいられなかった」とシム・リウは舞台の上で語りました。
映画は2021年2月12日に全米公開予定です。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子