全編が「油絵」のアニメーション作品が話題を呼んでいます

すごい! 油絵がうごいてる!!!!
しかも、ゴッホ風の色合いとタッチで
実写のようになめらかな動き
どうやって作られたの?
だからこんなにリアルなんです
俳優の演技も、ちゃんと表現されています
11月3日から全国ロードショー!
ゴッホ作品を楽しめる展示会も開催中!

ゴッホに見えていたのは、こんな世界だったのかも
11月3日から、画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの死の謎に迫った映画「ゴッホ〜最期の手紙」が全国で順次公開されます。
本作は、6万2千枚を超える油絵によって構成される「全編油絵」のアニメーション作品として注目を集めています。
こんなアニメーション、見たことありますか?
ゴッホ独特の筆使いが、美しく再現されています。
どう見ても油絵なのに、動きは実写のようにリアルです。
この不思議な映像は、最新のCG技術とアナログな油絵の手法を組み合わせることで生みされています。
まず俳優の演技をCGの背景と組み合わせ、最終的に125人の画家が油絵に描き起こしました。
ゴッホを演じるのは、ポーランド生まれの俳優ロベルト・グラチークさん。
俳優の微妙な感情表現も、油絵によって見事に表現されています。
「ゴッホ〜最期の手紙」は11月3日より順次公開されます。現時点で全国29の劇場での上映を予定しています。
ゴッホの世界観を楽しみたい方には、現在開催中の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」もおすすめです。
10月15日まで、北海道近代美術館で約40点のゴッホ作品を展示しています。
10月24日からは東京都美術館、来年1月20日からは京都国立近代美術館に会場を移して開催されます。
また、現在東京都美術館で開催中の「ボストン美術館の至宝展」にもゴッホの作品を展示中。
ゴッホの「ルーラン夫妻」の肖像が揃って展示されるのは、国内では初めて。こちらも今後、神戸・名古屋会場での開催が予定されています。