「ネコは3年の恩を3日で忘れる」

こちらは、ネコのくうちゃん

そしてこちらが、くうちゃんの元飼い主の大野さん

くうちゃんは、大野さんの事を覚えている?

「くうちゃん、わかる? パパだよ」

懐かしい声が、くうちゃんのもとへ

他人の声には知らんぷりのくうちゃん

そして、大野さんが呼びかけると....
「会いたいねぇ、くうちゃん」

よかったね、くうちゃん、大野さん😹

そんなことわざが示すように、ネコは犬のようには人に懐かず、淡白であると考えられてきました。
しかし、最近の研究により、ネコも飼い主の声を聞き分けられるということがわかっています。
では、その声をいつまでも覚えていることは出来るのでしょうか? そんな実験を行ったのが、ペットフードブランドのカルカンです。
実験結果を、猫と飼い主の絆をテーマにしたドキュメンタリー動画にまとめて公開しました。
現在10歳のくうちゃん。人間の歳に例えると還暦に近い、高齢のネコです。
大野さんは2年前、入院をしなければなりませんでした。仕方なく、くうちゃんを遠く離れた知人のもとに譲ることになりました。
大野さんは小さかった頃のくうちゃんとの思い出を語ります。
「歌番組が好きでね」「可愛かったですね、お利口さんだったし...」
離れて暮らして2年が経つ、くうちゃんと大野さん。
ことわざのように、くうちゃんは大野さんのことを忘れてしまっているのでしょうか。
くうちゃんに聞かせるため、メッセージを録音する大野さん。少し不安げな様子です。
「忘れてしまっていたらどうしよう。覚えてなかったら、もう泣いちゃうよ...」
録音された大野さんの声が、くうちゃんに届けられました
大野さんの声を聞かせる前に、3人の知らない人の声が流されます。
親しげにくうちゃんに呼びかけるものの、くうちゃんはそっぽを向いたまま。
くうちゃんはすぐに反応。声のする方向に顔を向けます。
しきりに耳を動かして、大野さんの声を聞こうとしているようです。
後日、実験の映像を見た大野さんは「よかった」と繰り返し、安堵の表情を見せます。
そこに、くうちゃんが登場。大野さんと2年ぶりの再会を果たします。
大野さんに抱き上げられ、安心した様子のくうちゃん。
くうちゃん、大野さん、また会えてよかったね!