熟成ビールって知ってる?

実際に飲んでみた

熟成による変化は予想以上!

新しい楽しみ方ができそう

ワインのように「寝かせる」ことによる味の変化を楽しむ「熟成ビール」という飲み物をご存知ですか。
国内外のクラフトビールを取り扱うECサイト「goodbeer」が2種類のビールを倉庫で熟成させ、2015年・2016年モノをセットで販売しています。
今回「熟成」されたのはサンクトガーレンが醸造する「ウン・アンヘル」と「エル・ディアブロ」の2種で、それぞれ大麦と小麦が使用されたクラフトビールです。
2種のビール、それぞれの経年変化を楽しめるセットを試飲してみました。
▲色や濁り、泡の量など、それぞれの違いを五感で楽しめます。
計4本のビールを飲み比べると、それぞれの個性に驚かされます。特に熟成による変化は予想を超えるものでした。
「ウン・アンヘル」の2016年は豊かな苦味が特徴ですが、フルーティーな香りで飲みやすい。一方、15年ものは熟成によって苦味がかなりずっしりと感じられます。
「エル・ディアブロ」の2016年はIPAのような苦みとさわやかな香りを楽しめます。そしてこちらも熟成したものは、アルコールの強さをしっかりと感じる濃厚な味わいに変化していました。
濃厚でマイルドな味わいの熟成ビールは、肉料理などにもよくあうのだそう。
アルコール度数はすべて10%と強めですが、物によってはかなり飲みやすいため、気づくとかなり酔っ払っていそうで少しこわいです。
高めのアルコール度数、少しずつ味わう楽しみ方はまるでワインのようですが、1本1000円とコスパもなかなか。宅飲みやお花見の席で、みんなで飲み比べると盛り上がりそうですね。