こんなに美味しいの? 茹でたザリガニが"衝撃の味"だった
エビのような、カニのような...
ザリガニが美味いらしいので食べてみた

子供の頃に捕まえたことがあるという人も多いザリガニ。実は食べてもおいしいらしい。
どうしても食べてみたくなって、食用ザリガニを通販で買ってしまった。
届いた冷凍ザリガニは、一見エビのよう

今回取り寄せたのは北海道・阿寒湖で獲れたウチダザリガニ3kg。すでにボイル・冷凍されたものなので、解凍するだけで食べられます。
多すぎるので、友人を招いて「ザリパ(ザリガニパーティー)」を開くことにしました。
よく見ると、ものすごくザリガニ

なんか怖いけど、とりあえず蒸し器で解凍しましょう。
豪快に皿に盛っていきます
ちっちゃいロブスターがたくさんいるみたい

並べるとちょっと可愛い。小さいロブスターだと考えれば、美味しそうに見えてきました。
さて、どうやってむこうか...


エビと同様に頭をむしり取る→潰すように押して縦に切れ目を入れる→切れ目に沿って殻をむいていく→完成\(^o^)/
※結構力を込めないと剥けないので、ハサミがあると便利かもしれません。
てか食べるところ小さっ!! 殻の5分の1くらいになっちゃった...
実食......うまいっ!
最初は怖がっていた友人ですが、恐る恐る食べて見ると
「うん、エビだこれ。うまい!」
味はほぼエビと同じ味。ツメの中の身をほじって食べると、今度はカニのような味。普通にうまいぞ!
頭の部分にはちょっと苦いザリミソがあって、これもまた濃厚で美味しい。
バーニャカウダソースをディップするとやばい
そのままの塩味も十分美味しいけれど、バーニャカウダソースをディップしてみるとさらに美味い!
他にもいろいろ作ったよ

まずはザリガニパスタ!
たっぷりのオリーブオイル・ニンニクと一緒にザリガニを殻ごと炒めて香りをつけます。
むき身も入れて、上手に盛りつければ見た目も鮮やかなザリガニパスタの出来上がり!

ザリガニの出汁を感じるソースが麺としっかり絡んで、絶品でした。
アボカドと合わせてディッブにしたり

ザリガニのむき身を使ったワカモレ風はトーストにつけて食べると美味しい!
ザリガニの剥き身はエビよりもしっかりと噛み応えがあり、とろっとしたアボカドとの食感のコントラストが癖になる美味しさです。
ザリガニのビスク風まで

むき身を作っていると殻ばかりやたらと出るのがもったいなくて、ビスク風のスープにしました。
鍋で殻をゴリゴリ潰しながら、ニンニクやコンソメと煮込みます。
ザリだしが身体に染み渡る...

ザリガニなのに、めっちゃリッチな味!
甲殻類の出汁がすごく濃厚で、リゾットとかにしても美味しそう。
ザリパ楽しい!!!

はじめは恐る恐る食べたザリガニだったけど、どんな食べ方でも美味しくてびっくり。
テーブルに所狭しと並ぶザリガニ料理を囲みながら、ザリパの夜は更けていくのでした。
※今回は食用に加熱・冷凍処理がされたザリガニを使用しました。野生のザリガニを自分で食用にする場合、泥や寄生虫の処理などが必要になります。また、生食は絶対にやめましょう。