喜怒哀楽を分かち合った仲間に、あゆは涙を流した。
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5月6日、東京・代々木公園で開催されたセクシュアルマイノリティのイベント「東京レインボープライド」が幕を閉じた。
イベントの来場者は過去最高の約14万人を記録し、大きな盛り上がりを見せた。
今回、イベントステージで特に注目を集めたのは、歌手の浜崎あゆみさんのパフォーマンスだ。
演奏の合間のMCでは、新宿2丁目の仲間たちに支えられてきた思い出を語り、当日のパレードを見て一人で涙を流したと明かした。
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デビュー当時のあゆを救った「ホーム」
「この中にたくさん仲間たちもいるし、知り合いの姉さん方もいっぱいいるんですけど。
デビューしたての20年前、生きるのがすごく辛くなりまして、どうしたらいいのかまったくわからなくなってしまったときに初めて行ったのが2丁目で」

「それ以来、自分のホームのような気がしてしまって。2丁目に帰れば、お母さんたちがたくさん待っとってくれるみたいな」
「すごく嬉しいことがあった時とか、何かお祝いしたい時とか
とにかく喜怒哀楽すべてを2丁目の仲間たちとともに過ごしてきたからからこそ、今の私があると思っています」
パレードを見て、「泣いてしまった」

「さっきこの、ここの会場に向かう途中で、ずっとみんなパレードをしていらっしゃったじゃないですか。
泣いてしまった、私。車の中で一人で。なんか素晴らしいなと思って。
皆さん本当に楽しそうな笑顔、そしてパレードで歩いてらっしゃるのを見て
本当になんかもう感動してしまって」
「『マジョリティが勝ち組』ということは絶対にない」
「やっぱりまだまだ日本はコンサバティブですから、マイノリティであることが間違いであるとか、社会的に弱者であるとか、そういったイメージが拭えないところがあります。
でもだからといって、『マジョリティが社会的に勝ち組で正しい』っていうことは絶対にないと、私は思っています」

「これから先もきっと、生きるのにちょっと肩身が狭いなと思ったり、何かを諦めてしまいたくなったりする瞬間はたくさん訪れると思います。その時どうか、この日のことを思い出してください」
「この日この瞬間、こんなに素敵な笑顔で、こんなに楽しそうに集まった仲間たちも、同じこの日本のどこかで頑張っているんだと、誇りを持って生きているんだということを思い出して、ずっとずっと、自分に誇りを持って進み続けていってほしい」
「私もマイノリティとして、皆さんとともに、これまでもそうだったように、これからも歩んでいかせていただきたいと思っています!」
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イベント終了後も「君は君のままで居てね」
パフォーマンスの翌日、浜崎あゆみさんのインスタグラム公式アカウントには
「君は君のままで居てね😌
いつまでも、そのままの君で✨✨✨」
と、イベントを振り返るコメントが投稿された。ファンからは、彼女の想いに対する感謝や感動の声が寄せられている。
あゆTRPのステージに立ってくれてありがとう!
TRPにあゆが出たことに意味があったって姐さんたちが言ってて「あー、良かったなぁ」と心の底から思う。上から目線じゃなくてイベントの主役の方達にそう言ってもらえたなら本当に、良かったんだよ。あゆが伝えたかったことはLGBTの枠を超えて十分伝わったし
TRPのニュースを見て、あゆちゃんのMCから学ぶことが多すぎた😞💕マジョリティーが勝ち組で正しいってわけは絶対ないって。わたしも傷だらけの自分の人生に一点の光が見えた気がする。色々思うことは多かったけど、全部ひっくるめて、単純だけど「はぁ〜好きだなぁ〜」って思った(´・ω・`)💗